投資を考える

2009年6月29日 (月)

世界の富裕層減少

「世界の富裕層減少」

メリルリンチの調査によれば株式などの資産を1億円以上持つ世界の富裕層の人口は、2008年末時点で約860万人で、前年より150万人減少、金融危機による株価の下落などで7年ぶりに減少し、減少率も過去最大の15%近くとなった。

日本で1億円以上の資産を持つ人は2008年末時点で約136万人で、前年より15万人減って、7年ぶりに減少した。中国はおよそ36万人と前年よりも減少したものの、イギリスを抜いてアメリカ、日本、ドイツに次ぐ4番目の多さとなった。

中国の物価は世界で格段に安いので実質は世界一かもしれない。

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2009年5月16日 (土)

貪欲のために体ごと取られてしまった狐:竜河

14日のイギリス新聞は、子供のキツネがビンの中の食べ物を綺麗に片づけた後も、余りにも美味しさ(食いしん坊)のために、ビンの底を夢中に舐めているうちに、頭がビンから抜けられなくなったと報道しました。

 

                             

Fox

仕方がなく、動物愛好者協会の方が駆けつけ、キツネの首周りの毛を濡らして、ゆっくりビンを回し、20分間かけてビンを取りました。

 

 

Fox_and_people

証券投資もそれに似ている所があります。目先の利益を手放したくないため、深みに嵌り、退けなくなることはよくあります。

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2009年4月30日 (木)

株価予測モデルのパフォーマンスチェック:竜河

今日は4月最後の日となりました。最近、本モデルのパフォーマンスがどうなっているのかを、チェックしてみました。以下はその結果です。

 

Photo

 

即ち、4月後半の収益が-1.617%でした。この-1.617%と前半の1.972%を合計すると、4月の収益が僅かなプラス(0.354%)に終わりました。無論、このパフォーマンスは2月の3.591%、3月の13.661%に比べ大きく見劣ります。その理由は、4月にトレンドがでず、相場がもみ合いに終始していたことにあります(下記チャートを参照)。

 

Topixperformance

もみ合い相場では、マーケット自身がこれから行く方向を決まられず、迷っています。そのような状況で、相場自身のリズムにより24時間後の相場方向を予測するのはほぼ不可能と思われます。そのことを反映しているのかのように、4月の売買シグナルはわずか8回で、2月の13回、3月の15回より大きく減りました。無論、もみ合い相場では売買回数が少ない方が良い。そして、事前にもみ合い相場と知っていれば、取引レンジを決め、下限まで下がれば買い、上限まで行けば売り、との戦略が最も良いと思われます。

 

ということで、もみ合い相場での戦略を別途考える必要があります。

 

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2009年4月24日 (金)

レバレッジ倍率について:竜河

手元資金で最大の投資リターンを目指すとすれば、レバレッジをかけることになります。その倍率について、私のやり方は、1)気分が害されない程度の最大損失額;2)追証を差し入れなくても現在のポジションが維持できる、との前提で倍率を決めます。

 

例えば、今のTOPIX取引システムでは、時価総額が最も激しく落ち込んだのは山一証券が破綻した9711月で、下落率が12.5%でした(リカーバーしたのは翌年19日)。その際、レバレッジが3倍であれば、元本の37.5%が失う計算になります。証拠金の37.5%がなくなっても取引できる先物の枚数が減らされないためには、常に最低額の1.4倍以上の証拠金を入れた方が良いということになります。

 

このように計算された必要な証拠金額と気分が害されない程度の最大損失額がレバレッジ倍率を決める1つの基準になります。

 

ここで、山一証券が破綻した月にポートフォリオの評価額が12.5%下落したと述べたが、ロスカット・ルールを厳格に守っていれば、そこまでの損失を被る可能性は殆どありません。

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2009年3月31日 (火)

株価予測モデルのパフォーマンスチェック:竜河

あっという間に3月末になりました。これをきっかけに、2月2日にモデルによる売買シグナルをブログで公開してから今日までのパフォーマンスをサマリーしてみました。その結果は下記の通りです。

 

Modelperformancecheck

即ち、このシステムを応用すれば、2月2日から3月31日まで2カ月弱の間、レバレッジをかけず、再投資考えず、そして年率化せずとも投資収益率は17.212に達しました。

 

また、2月2日から通算すると、予測通りの展開になったのは19日で、ならなかったのは9日で、勝率が67.862/3以上、2/3=0.667)となっています。

 

このモデルの1つの特徴は、市場自身のリズム以外の要因を一切考えないことです。そのため、リズム以外の諸条件からみると間違う可能性の高いシグナルをそのまま出す可能性があります。例えば、今日の相場下落は、ロイター通信によると、「東京株式市場・大引け=続落、年度末の処分売りに押される」とのことですが、このモデルでは、そのような年度末効果を一切考えないことで、昨日の引けで買いシグナルを出していました。

 

また、このモデルのもう1つの特徴は、ロスカットを考えないことです。一般的に言うと、今日後場の120分頃、株価指数が前日の引け値を下回るようになった際は、ロスカットする(損失を防ぐ)タイミングであったが、本モデルではそのようなことを考えていません。あくまで引け値で売買することにしています。

 

市場リズム以外の要因を考慮せず、ロスカットもしないことは、このモデルの愚直なところです。ただ、この愚直なところがあってこそ、パフォーマンスの再現性が確保されています。

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2009年3月27日 (金)

株価の本当の底入れはまだ先でしょう:竜河

津田さん、

 

ベアマーケットの翌年、株価が上昇しやすいというAustralian Financial Reviewの記事は正しいと思います。

 

振り返ってみると、90年初頭に日本の土地・株バブルが崩壊し始め、株価は急落しましたが、その翌年の1月16日から3月18日まで約2カ月の間に、日経平均は21%弱も反発しました。

 

ただ、このような暴落直後の急騰は、往往にして長続きしないことが多い。

 

その理由は、ファンダメンタルズとテクニカルの観点から説明できると思います。

 

ファンダメンタルズの面からみると、行き詰った今までの経済成長パターン(今回の金融危機でいうと、クレジットバブル、即ち信用の無限膨張)は破滅したが、代わりになる新しい成長パターンを見つけ出し、経済がそれに適応するには時間がかかるとのことです。そのため、陰の極に達した相場は自律反発したものの、ファンダメンタルズのサポートが得られず、再び下落する可能性は大きい。

 

テクニカル的な面からみると、株価急落した後、時間をかけて底を作らなければ、反発しても、残っている在庫玉がやれやれの戻り売りに出され、相場を圧迫することになります。逆に、長い時間をかけて相場の底が作られると、戻り売りに出される可能性のあるシコリ玉は殆ど処分されたため、相場の上値が軽くなります。

 

私見では、今月上旬に米株価は1つの大底を見たものの、将来的に再びその大底を訪ね、或いはそのレベルを下回る可能性は十分にあります。言い換えれば、今月6日以降のグローバル株価急騰は単なるベア・マーケットラリーの可能性は否定できません。

 

米株価の本当の底入れは、来年夏か又は秋頃になるでしょう。

 

オバマさん政権による一連政策が効力を発揮し、米経済の体質転換が順調にいけるとの確信が得られるのは約2年後と仮定すると、その約半年前の来年半ばが株価の大底となります。

 

テクニカル的には、S&P500の大底は500前後となるでしょう。

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2009年3月 2日 (月)

株価予測モデルのパフォーマンスチェック:竜河

2月2日より、本ブログで翌日のTOPIX動き予想を発表してからほぼ1カ月経ちました。これまでのパフォーマンスは下記の通りです。

Performance

 

即ち、1カ月ほどで、収益率は年率化しなくても3.61%に達しました。

 

無論、株式投資をする際、緻密な分析にもとづき、成長株またはバリュー株を発掘し、購入してからゆっくりと値上がり益をエンジョイするのは1つのやり方です。他方、この予測モデルのように、マーケットの内部構造に基づくシグナルに従ってインデックスを売買するのも1つのやり方です。

 

マーケットの内部構造に基づくインデックス売買は、個別銘柄投資のように、短期間で数倍になるようなパフォーマンスは望めないが、個別銘柄ほどのリスクはありません。というのは、インデックスは個別銘柄より自律性があり、一部のマーケット参加者に操縦される可能性が小さいうえ、個別要因によって影響されることも非常に少ない。言い換えれば、規則性が高く、雑音の影響をあまり受けないインデックス投資は個別銘柄投資より安全・確実と言えます。

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2009年2月19日 (木)

Gold as No 1 : 津田

高値(昨年月)

安値(月)

高値からの騰落率(%)

現在値

高値からの騰落率(%)

1011.25Mar08

712.50(Oct08)

-29.54

970

-4.08

20.92(Mar08)

8.88(Oct08)

-57.55

13.9

-33.56

プラチナ

2273(Mar08)

763(Oct08)

-66.43

1083

-52.35

パラジウム

582(Mar08)

164(Dec08)

-71.82

217

-62.71

NYKダウ

13137(May08)

7444(Nov08)

-43.24

7577

-42.32

FT100

6386(May08)

3651(Oct08)

-42.83

4000

-37.36

日経225

14610(Jun08)

6824(Oct08)

-53.29

7554

-48.30

米ドル円

110.66(Aug08)

87.11(Jan09)

-21.28

93.80

-15.24

豪ドル円

104.47(Jul08)

55.54(Feb09)

-46.84

59.90

-42.66

NZドル円

83.02(May08)

44.21(Fen09)

-46.75

47.85

-42.36

南アランド円

14.90(Jul08)

8.30(Oct08)

-44.30

9.20

-38.26

(各資産のこの一年の高値・安値・騰落率)(貴金属は1オンス当たりドル価)

(サマリー)

上表より、昨年来の狂乱市場において金のパーフォーマンスの良さが際立っている。

経済や金融不安が強い中、投資家が避難先として金を保有することは伝統的に不思議な行動ではない。金は2008年貴金属類の中では例外的に5.8%上昇した。因みに銀は23%、プラチナは39%パラジウムは49%下落している。実際、昨年一年と今年もここまで金と金融資産との逆相関関係は際立っている。モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の世界株価指数は米ドルベースで昨年40%以上下落し、今年も212日現在で12%下落している。これに対して金は年初来堅調に6.7%上昇している。昨年3月の金の史上高値(1オンス1011.25ドル)は世界的なインフレ懸念と住宅ローン債券をはじめとした米国金融資産から“質への逃避”という2つの要因によりもたらされた。また昨年末からの再上昇局面は世界的な金融不安からの“質への逃避”という背景がある。更に今後を展望するに、今回の世界同時不況下での昨年来の世界的な金融・財政刺激策の結果、世界景気がいずれ回復し、再びインフレ懸念の再燃というシナリオの元、長期的にも再びインフレヘッジとして金への投資需要が高まる可能性が指摘される。

(需要の高まり)

今後数ヶ月金価格の動向を決定する重要な要素は投資需要であろう。足元の投資需要は経済・金融不安の高まりと、それらからのリスク回避の動きによって決定される部分が大きい。ロイターによると世界最大のgold-backed exchange-traded fund であるSPDR Gold Trust 211日までに935.09トンの金を保有しているが、保有量は年初から約155トン急増している。米国ではAmerican Eagle gold 1オンスcoinの売れ行きが今年1月は4倍に急増、US Mint Salesのデータによると先月の金貨の売れ行きは92,000枚で前年同月の3倍に跳ね上がっている。貴金属コンサルタント会社GFMSによると昨年の金地金・金貨の需要は過去21年で最高であったそうだ。

価格の高騰は短・中期的に宝飾物としての金の消費を抑制する可能性がある。しかし長期的には世界的な金融緩和と各国政府による大規模な財政出動はインフレ懸念の再燃に結びつき、これが金需要をサポートすることとなる。金は昔から“価値を保管する”という歴史的使命を持ち、しばしばインフレヘッジとしてまたは購買力の潜在的な喪失を防ぐために使われてきた。

(供給懸念)

次にもっと金市場に影響を与えそうなのは供給サイドの抑制であろう。ここ数年にわたる供給懸念は信用状況が依然としてタイトで生産者がバランスシート上のキャッシュ比率を高めることを余儀なくさせることから金産出のための設備投資が落ち込み、さらに悪化している。新規の金生産を行うために必要な莫大な費用と共に現在の資金調達の困難な状況が新規の金生産を困難なものにしている。世界第4位のSouth Africa’s Gold Fieldは最近自主退職による10%の人員削減計画を発表した。GFMSの推計によると南アフリカの金生産は昨年18%落ちこみ今世紀になって最低レベルになることも一因となり、世界の金生産が3年連続で減少するとのことである。世界の中央銀行による年間の金売却量の抑制制度が導入され公的機関からの金売却は著しく減少している点も供給を圧迫する。現行のCentral Bank Gold Agreementによるとヨーロッパの中央銀行グループは年間の金売却の上限を500トンに制限してる。IMFは依然として400トンを越える金を売却して投資分散を図る予定であるが、旺盛な需要が供給の限界まで生産を引き上げさせている現状においてIMFの金売却も容易に市場の需要により吸収されてしまうであろう。金鉱脈を探鉱して生産に至る過程は非常に時間がかかる作業であるが、ここ数年金鉱脈の発見は小規模にとどまり探鉱の結果はしばしば失望するものとなっている。いくつかの金産出国においては法規制の複雑さから開発計画が頓挫している。ドイツ銀行の国際商品調査チームの調査によると世界の金市場の需給ギャップは昨年の-29トンから今年は-73トン拡大するとのことである。因みに世界の金保有量(民間を含む)は158000トンという推計がある。一方このうち公的機関の金保有は全体の18%程度。
主な国の金リザーブ(単位トン、20076月時点)は米国が最大の8133、独3422、フランス2680、イラリア2451、スイス1290、日本765ECB641、オランダ640、中国600IMF3217。今後外貨準備世界第1位の中国が金リザーブの積み増しを図る可能性はあるのであろうか?

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2009年2月12日 (木)

劣後債がやってきた

「劣後債がやってきた」

以前ここで紹介した劣後債の募集広告が送られてきた。劣後債は通常の債券よりも利回りが高いので先ずは上得意の機関投資家へ持っていくので個人はなかなか高利回りの恩恵に預かれなかったが、いまや機関投資家も増資しなければならない時代(日生、農林中金など)なので個人にもお声がかかってきた。国債より1%程度利回りが高い

発行体三菱東京UFJ銀行
第19回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)=正式にこう呼ぶようだ。
◎利率(年率/税引前) :2.30%〜3.30% [仮条件※]

> ◎利払日:年2回 毎年4月・10月の各25日(初回利払日:平成21年10月25日)
>
> ◎償還日:平成29年4月25日(期間約8年)
> ただし、平成24年4月25日以降のいずれかの利払日に期限前償還される場合があ
ります。

≪劣後特約付社債とは≫
発行企業が倒産の場合など、購入者に対する元利金の支払いは他の一定の債権
者に対する債務の履行よりも後順位に置かれる債券です。そのため一般的に劣後特
約の付かない場合より利回りは高めに設定されます。

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2009年2月 9日 (月)

営業力!円天、関西相場師、オレオレ詐欺

「営業力!円天、関西の天才相場師のおばさん、オレオレ詐欺」

悪質なマルチ商法や詐欺商法が摘発されている。

円天、関西一の天才投資家のおばさんや、オレオレ詐欺などだ。

120%悪質だとしても彼らの営業力には興味がある。一度その勧誘の話を聞いてみたい。というのは私はあまり営業をしたことはないが、銀行員として定期預金集めや債券販売をやったことがある。そんなに簡単にお金が集まるものではない。日本人は保守的で手堅いので先ずは預金であり投資商品の勧誘をしてもなかなか成果が上がらなかった。私は営業が嫌だったので預金集めよりディーリングするほうが簡単だとも思った。儲かった金額を預金すればいいじゃないかと営業力のなさを転化していた。

 悪質商法の方々の集金力には驚かされる。天才的な営業力なのか。それだけ集められるなら下手でも真面目な人に運用させればよかったのにと思う。営業の天才は取引の天才ではないだろう。

 ただ預け入れる人も国債の利回り以上という商品には何らかのリスクがあることを知っておかなければならない

 さて営業力の話だが為替の世界にもいて、輸出業者には気持ちよくドルを売らせ、輸入業者には気持ちよくドルを買わせる人もいた。ほぼ同時にだ。どちらの言い分にも「おっしゃる通りです」と答えていた。よくもそれだけ簡単に切り替えが客のサイドによって出来るかなと関心していた。しかしお客様を気持ち良くさせ口銭をもらいディーラーに玉を持ってくるので誰にも文句は言われなかった。皆喜んでいたのであった。

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