5大山弘子(2)

2010年12月31日 (金)

上海 年初来14%下落で引ける

12月31日のアジア株です。

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上海総合指数は年初から14%下げて終わりました。が、今日取引のあった市場はいずれも上昇。週間でも上げました。

中国がらみのニュースがいくつか出ています。

人民元は今年1年間で3.6%上昇し、今日は対ドルで6.6元を超え、中国が公式レートと市場レートを1本化した1993年以来の高値となっています。

また、財政省は低燃費車向けの補助金を2011年も継続すると発表しています。

ブルームバーグには、21世紀経済報道のニュースとして、~2015年(第12次五カ年計画期)の実質の家計の増加目標を年率5%にすると設定したというものもありました。

来年も中国やその他の新興国からは目が離せませんね。

それではどうぞよいお年をお迎えくださいませ。

どうもありがとうございました。ごきげんよう。

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2011年も新興国の成長は速い!?

野村さん、執筆者の皆さま、読んでくださった皆様、2年間どうもありがとうござました。既に皆さんがお書きですが、このブログも今日が最終日となりました。

ですが、アジアでは今日も取引がある国があります(なので、あとで今日のアジア株の記事をアップします)。

というわけで、まずは昨日のアジア株と新興国株、週間騰落率、年間騰落率です。

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アジアはタイ、マレーシア、日本を除き上昇。ブラジル、ロシア、南アフリカ、トルコも上昇。一方、アメリカの新規失業保険申請件数が3万4000件減少し、12月のシカゴ地区の製造業景況指数は68.6と1988年7月以来の高水準になり、全米不動産業者協会(NAR)が発表した11月の中古住宅販売成約指数は前月比3.5%上昇したものの、ダウは下落しました。それにても、大納会だった日本で日経平均が1.12%も下げるとは…。

今週一番大きく下げたのは上海総合指数、大きく上げたのはジャカルタ総合指数でした。年初来騰落率も同じペアです。インドネシア株はそろそろいったん利益確定しようかと個人的には思いますね。利確してキャッシュが手に入ると旅行に行きたくなるという問題もあるのですが…。

今週もいろいろなニュースがありました。中国は利上げをしましたし、台湾、ロシアも利上げをしました。今日は韓国がCPIを発表しています。前月比では0.6%プラス(前月は-0.6%)、前年比では+3.5%です。

今朝のロイターのニュースに、IMFの主任エコノミストのオリビエ・ブランシャール氏が、2011年も先進国の成長は鈍く新興国は速いペースで景気回復の二極化が続くという見方を示したとあります。

ADBでは12月23日にアジア新興国の2011年の成長率予測を発表しています。

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また、英エコノミスト誌は2019年に中国のGDPがアメリカを抜いて世界一になるという記事がありました。

その中国ですが、南アフリカにBRICs加盟を呼びかけたり(…って、BRICsはゴールドマンサックスの作った言葉でしたよね?)、中国の財経誌が中国当局は2011年~2015年(第12次5カ年計画t)のGDP伸び率を7%に設定する可能性があるとしたり、中国銀行が2011年のGDP成長率は9.5%、インフレ率は4%に達し、少なくとも3回は利上げする可能性があると予測したりしています。

ちなみに、これもロイターの記事ですが、IMFの発表したデータによると、第三四半期末時点で、世界の外貨準備に占めるドルの割合が61.3%に低下したそうです。第二四半期末は62.1%ですから、0.8%低下しています。ユーロは26.9%、円は3.6%で第二四半期末からはいずれも上昇。豪ドルやカナダドルなど資源国通貨の割合も上昇しているそうです。

2011年もアジアを中心とした新興国株は期待できそうな気がします。

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2010年12月25日 (土)

アジア株(12/24) 週間騰落率&年初来騰落率

12月24日のアジア株と週間騰落率、年初来騰落率です。

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今日はジャカルタ市場とマニラ市場がお休みです(両市場は12月23日の数値)。

取引があった市場はいずれも小幅な値動きでした。

インドのSENSEX指数は上がりましたが、タタ・モーターズやICICIバンク、バラート充電、オイルガス公社などが下げました。

台湾では、12月上旬に経営陣が、インドでの合成ゴム生産合弁事業の権益の30%を取得する計画を承認したと発表した合成ゴムメーカーTSRCコープが7%上昇、化学繊維メーカーのACELONケミカルが6.98%上昇した一方、デジタルカメラメーカーのAiptek(天瀚科学技術)や基盤メーカー大手のPLOTECHなどが台湾ドル上昇による業績への懸念から売られました。

週間騰落率では、上海総合指数、タイのSET指数、ベトナムのVN指数が2%超下落しています。年初来では上海総合指数が13.49%下げています。中国関連では、ハンセン指数は今週も年初からもプラスです。

ところで、中国株といえば、12月13日から、くりっく株365でFTSE中国25の取引ができるようになり、中国株を売る取引がしやすくなりました。FTSE台湾50は上場が延期されたままですが、いつ取引できるようになるんでしょう。楽しみにしているんですけどね。

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2010年12月24日 (金)

メリークリスマス & アジア株

クリスマスイブですね。

Photo_3 我が家の卓上ツリーです。ライトが点滅するのですが、電池切れでした…。

さて、12時頃のアジア株です。

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シンガポール、タイ、ベトナムが僅かながら上昇していますが、その他は下げています。クリスマス休暇ですから、取引量も多くないようです。この時点ではインドとインドネシアは開場前、フィリピンは休場です。

昨日、中国・北京市が渋滞緩和のため新車登録台数を制限する措置を導入するというニュースが出ていました。来年の新車ナンバープレートの発給枚数を24万枚に抑える方針だそうです。

これに関してロイターが中信証券のレポートを紹介しています。新車登録台数制限が来年の中国の自動車販売台数を1%押し下げるが、影響は市場予想より小幅に止まる見通しだそうです。また、鄭州宇通客車や江鈴汽車などのバスメーカーは恩恵を受けるとしています。中国の場合、販売台数が1%下がったといえ、来年は今年より15%増えると見られているそうです。

India Todayに27日からインドの鉄道料金が上がるというニュースが出ていました。燃料コストや従業員の賃金が上がったためだそうです。また、石油製品や石炭、セメントなどの価格も値上げされるとか。同ニュースによると、12月11日の週のインドの食品インフレーションは、過去6週間で最も高くなっているそうです。

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2010年12月17日 (金)

年末年始の格安海外ツアー

今年もあと2週間です。年末年始の予定はおきまりでしょうか? 今からでも間に合う年末年始の格安海外ツアーです。

◆近畿日本ツーリスト 12月26・27・28日出発限定 <ネット専用!クリッキー>
 緊急発売! 年末に行くハワイ ホノルルステイ 6日間 <売り尽くしセール>

設定期間:12月26、27、28日
旅行代金:12万9800円~19万8800円( 燃油サーチャージ込)

1日目の夕方から夜にかけて成田空港を出発し、6日目の13時~18時に成田の戻るツアーです。というわけで、28日出発だとハワイで年越しができます。航空会社の指定なしでデルタ航空、日本航空、全日空、ユナイテッド航空のいずれか。ホテルはオハナ・ワイキキ・マリアかワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパなのですが、12月26日出発は申込み期間終了で、27日、28日はワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパのみとなっています。27日で同ホテルのコースは16万4800円、28日は22万6800円です。なお、オンラインでの受付は終了しているため、電話での受け付けのみになります。詳細はウエブサイトを見てください。残席はわずかですので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。

近畿日本ツーリストのタイムセール、次回は12月22日10時発売開始、12月23日23時59分まで受付で、ソウル3日間2万4800円~4万9800円(燃油サーチャージ込)、ハワイ4~9日間、羽田発9万1800円~22万2800円(同)、成田発6万6800円~19万8800円(同)のようです。詳しくはウエブサイトをご覧ください。

◆JTB 旅のアウトレット <全日空または日本航空利用(行き:夜発)でゆっくり出発! お1人様から出発保証!往復送迎も朝食もついてる 上海 4日間
設定期間:2011年1月1日~1月23日
旅行代金:3万4800円~4万800円(燃油サーチャージ込)

1日目の18時40分~18時55分に成田空港を出発し、4日目の12時35分~13時55分に成田へ戻ってきます。飛行機はANAもしくはJALのいずれかで、ホテルは)兆安酒店で部屋指定はなしです。 ちょっと忙しいですが、1月1日発も2日発も3万4800円です。1日発は空席待ち可ですが、2日は残席が1~9席あるようです。ちなみに、このツアーには、5日コース、6日コースもあります。また、ホテルもメリーホテル、上海賓館、ラディソンホテル上海ニューワールドにすることも可能です(料金が異なります)。早いモノ勝ちなのでお早めに。

ちなみに、JTBのWeb専用商品、次回は12月22日正午発売開始で、羽田発のラスベガスツアーのようです。詳細はウエブサイトをどうぞ。

◆エミレーツ航空 特別運賃
エミレーツ航空が期間限定で特別運賃を提供しています。申込み期間限定、出発期間限定で、たとえば成田-イスタンブール(エコノミークラス)往復が燃油サーチャージ込みで9万1540円、関空-イスタンブール往復は8万6650円(燃油サーチャージ込)です。なお、成田発の販売期間は12月20日までで、出発期間は12月17日~12月20日まで、関空発は1月12日までで出発期間は1月3日~1月31日までです。他にも関空-アテネ往復が9万130円、関空-パリ9万5760円などがあります。

ごらんになった際、売り切れていたらご容赦ください。

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中国株は苦戦中 なれど創業版は高値更新

野村さん、皆様、2年間どうもありがとうございました。

「楽しい投資仲間達」のメンバーに加えていただいた時には、プロの方々に混じって私などが文章を書いていいものかと迷ったどころかビビリました。

メンバーの皆様の記事を拝見して本当に勉強になりました。

野村さんの情報収集&執筆量には、本当に頭が下がる思いです。ありがとうございました。

さて、本日13時20分頃のアジア株です。

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まちまちで、小幅な値動きです。インド市場はイスラム教新年でお休みだそうですが、インドネシアやマレーシアは12月7日がイスラム暦新年だったような気が…。バングラデッシュやパキスタンも今日は祝日で「アシュラ」という日だそうです。

中国、なかでも上海総合指数は苦戦中です。上海総合指数は年初から昨日までで11.56%下落、香港のハンセン指数は3.64%上昇、H株指数は2.81%下落しています。上海総合指数は今年、アジアの主要指数ではもっとも大きく下げています。

ちなみに上昇率のもっとも高いものはジャカルタ総合指数で40.93%、次いでタイのSET指数の40.17%、フィリピン総合指数の32.32%、韓国総合指数19.40%となっています。

苦戦中の中国株ですが、上海総合指数を尻目に、創業版指数は好調です。中国の経済情報サイト「和迅」に「創業版指数が新高値を更新している」という趣旨のニュースがありました。

創業版指数(ChiNext Board Index)は、昨年10月30日に深セン証券取引所に新設された中国A株版のナスダックの指数です。ブルームバーグには「革新的企業や成長中のベンチャー企業株で構成される。2010年6月1日より算出開始」とあります。現在147銘柄が上場しており、6月1日から昨日までの騰落率は22.86%となっています。

なぜ創業版が好調なのかを調べいたら、民生証券研究所の策略分析師の張琢称さんという方のコメントがありまして、2011年1月から始まる第12次5カ年計画で重点項目とされ、資金が投入される“新興産業”の関連銘柄が創業版に多いからだそうです。“新興産業”というのは、環境保全関連や新エネルギー、IT関連、バイオ、先進的な製造業、新素材などだそうです。まさに政策に売りなしなのでしょう。

中国のA株市場には、というか創業版市場には、株価が100元を超えている「100元倶楽部」と呼ばれるものがあるそうです。和迅の記事によると、「100元倶楽部」が急速に拡大しているのだとか。

「100元倶楽部」について検索していたら、「1970年代のアメリカに“漂亮50”と呼ばれる新興銘柄群があり、株価が大きく上がったが、PERが高くなりすぎていて、相場が崩れると“漂亮50”は大きく値を下げた」というような書き込みがありました。また、「新しい技術が注目されて、株価が上がったけれど、内容を伴っていなかった。新興市場銘柄には注意したほうがいいよ」的なアドバイスをする声もありました。

私には“漂亮50”というのが何なのかわかりませんでした。漂亮はきれいという意味なので“Beauty50”でしょうか?

それにつけても、10年くらいのどこかの国でも似たようなことがありましたね…。

以前、上海総合指数のリアルタイムデータを閲覧できるサイトを紹介しましたが、和迅の株式ページもなかなか便利です(中国語簡体字です)。

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2010年12月10日 (金)

ブラジル第3四半期GDPは前年同期比6.7%増

12月9日のアメリカ、欧州、トルコ、南ア株です。

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ブラジルはブラジル地理統計院(IBGE)が、第3四半期のGDPを発表。前期比では0.5%増、前年同期比では6.7%増でした。

第2四半期の改定値は前期比1.8%増、前年同期比9.2%増だったそうです。前期よりは下がっていますが、それでも高いですね。

ロイターによるとブラジルでは雇用が拡大し、個人消費が伸びているそうです。その一方で8日に発表された消費者物価指数(IPCA)は前年同期比5.49%上昇しており、中銀が目標としている4.5%を上回っていました。

ブラジル中銀は8日の通貨政策会議で政策金利を10.75%に据え置いていますが、ロイターのニュースでは「アナリストは早ければ来年1月にも利上げがあると予想している」そうです。そのためかボベスパ指数が下落しました。

トルコのイスタンブールナショナル100種は2.64%下落しました。そのトルコに関連したニュースでは、ブラウン前首相が著書の「Beyond the Crash」のなかで「インドネシア、韓国、メキシコ、トルコはBRICsと同等のレベルにあり、近くBRICの仲間入りをする」としている、というものがトルコの新聞ヒューリエットのウエブサイトにありました。確かにトルコの株式は、今年好調でしたし、経済も好調のようです。ただ、来年7月には大統領選挙を控えています。それと隣国ギリシャの動向も影響しそうですよね。

そのギリシャの失業率は12.6%で2004年に失業率統計の発表を始めて以来最悪だったそうです。

欧州でも中東でもありませんが、中国の11月の不動産価格が前年同期比で7.7%上昇したそうです。10月は8.6%でした。中国の不動産価格は7か月連続で鈍化しています。

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2010年12月 3日 (金)

中国 積極的な財政政策と穏健な貨幣政策

12月3日16時過ぎのアジア株です。

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中国本土の上海総合指数だけが下がっている…のですが、一時より下げ幅が縮小しています。

下がった時というのが、新華ネットの速報で、今日、中国共産党の中央政治局会議が行われ、来年の政策を話し合い、「積極的な財政政策と穏健な貨幣政策を実施して、マクロ経済コントロールの融通性と有効性を高めるとした」というニュースが出た直後でした。これまでは緩和方向にあった金融政策を引き締めるということみたいです。新華ネットに記事がありますので、興味のあるかたはのぞいてみてください。

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中国株 下落

12月3日12時30分頃のアジア株です。

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上海総合指数を除いて上がっています。というか、中国本土だけが下がっていると言ったほうがいいですね。

気になったので、いくつかニュースサイトを見てみたら、中国の財務部税政司総合所所長の話として、来年から始まる第12次5カ年計画の税制改革で不動産税が導入されるというニュースがありました。石炭や水にも資源税をかけていくようです。安定的な税収が目的だとしています。

詳しいニュースは、証券時報のウエブサイトをご覧ください。ちなみに、証券時報には、資源税のニュースで中国本土の株価が下がっているというニュースも出ています。

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2010年11月26日 (金)

アジア株 下落

11月26日のアジア株と週間騰落率です。

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ベトナムのVN指数を除いて下落しました。ジャカルタ総合指数、韓国総合指数の下げが目立ちます。

その韓国株では、セメントなどを扱う化学製品会社の釜山インダストリアルの株価が14.74%、軍事用無線装置メーカーのヒニュド・テクノロジーズが10.09%、国防産業のFIRSTECが9.56%上昇しています。

インドでは、不動産開発に関連した銀行融資をめぐる収賄事件の捜査で、インドの銀行最大手のステイト銀行や国営のセントラル・バンク・オブ・インディアの関係者など8人が逮捕されていますが、今日は21の企業を捜索しているようです。BBCの報道によると、この捜索でムンバイ証券取引所の株価が1%下落したそうです。今日のSENSEX指数は前日比-0.94%で取引を終了しています。

インドといえば、9月に貨物鉄道プロジェクトに関連した不正疑惑で貨物鉄道公社のトップが、11月14日には携帯電話サービス用の割り当てを巡る贈収賄疑惑でラジャ通信情報技術相が辞任しています。

そういえば、汚職・腐敗防止活動をする国際組織のNGO、トランスペアレンシー・インターナショナルが10月26日に発表した2010年の世界腐敗認識指数によると調査対象国178カ国中、インドは87位になっていました。ちなみに、日本は17位です。1位はデンマーク、ニュージーランド、シンガポールの3カ国となっています。

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