« 2022年8月 | トップページ | 2022年10月 »

2022年9月

2022年9月26日 (月)

テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル&南アランド円」

テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル&南アランド円」

*ドル円「日銀介入も週足は陽線、月足もここまで陽線」

日足、9月22日に24年振りのドル売り介入が出て高値145.90、安値140.35と5円55銭の大きな値幅を残した。9月22日-23日の下降ラインと9月22日-23日の上昇ラインのどちらを抜けるか。8月11日-9月22日の上昇ラインもサポート。ボリバン中位超え、中位は142.23。5日線、20日線上向き。
週足、6週連続陽線。先週は日銀ドル売り介入があるも陽線を維持した。8月15日週-9月19日週の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限に近い。
月足、9月はボリバン2σ上限を一時上抜く。長い上ヒゲを出しているが依然ボリバン2σ上限を超えている。6月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、2021年は6年ぶり陽線。今年もここまで大陽線。2016年-20年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜く。

*ユーロドル「9月6日-20日の上昇ラインを下抜くと、一気にボリバン3σ下限0.96台へ下落」

日足、打たれ強く1.0をかろうじて維持していたが、9月6日-20日の上昇ラインを下抜くと、一気にボリバン3σ下限へ下落、9月22日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
週足、ボリバン2σ下限。9月5日週-12日週の上昇ラインを下抜く。9月12日週-19日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線は下向き。
月足、3か月連続陰線。9月もここまで陰線。ボリバン3σ下限。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。
年足、20年‐21年の上昇ラインを下抜く。17年-20年の上昇ラインも下抜く。14年‐21年の下降ラインが上値抵抗。年足的サポートラインがない。


*ユーロ円「介入もあり4連続陰線」

日足、9月19日-20日の上昇ラインを下抜いて下落し始めていたが、日銀介入で動きを加速し雲上限まで下落。9月5日-16日の上昇ラインがサポート。8月24日-9月23日の上昇ラインがサポート。9月22日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
週足、9月12日週にボリバン3σ上限に近き、先週は日銀介入で急落、ボリバン中位で止まる。8月29日週-9月19日週の上昇ラインがサポート。5週線、20週線上向き。
月足、日銀ドル売り介入でボリバン3σ上限から急落、ボリバン中位まで下落。9月月足はで長い上ヒゲを残している。3月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、2年連続陽線。今年も3月に陽転。14年-21年の下降ラインを上抜く。12年-20年の上昇ラインがサポート。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


*南アランド円「9月13日の長い上ヒゲのボリバン3σ上限から2σ下限へ下落」

日足、9月13日の長い上ヒゲ効果もあったのか、ボリバン3σ上限から。2σ下限へ下落。雲の下。8月3日-9月23日の上昇ラインがサポート。9月22日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
週足、8月1日週-9月12日週の上昇ラインを下抜いて下落。ボリバン下位。雲の上は維持。8月1日週-9月19日週の上昇ラインがサポート。9月12週-19日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、6月の長い上ヒゲでの下押し圧力。9月も長い上ヒゲを残している。6月-9月の下降ラインが上値抵抗。3月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年もここまで陽線。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。

|

2022年9月24日 (土)

あり得ない「ドル売り介入資金枯渇論」について

「ドル売り介入資金枯渇論」は最近の週刊誌のように見出しとしては面白いです。

為替の出来高は権威のあるBISや日銀が出しているので信じてしまいがちです。

BISや日銀も正しい数字を出していますが、膨大な投機筋の存在を示している数字は一つもありません。

為替の変動には関係のない金利取引の膨大なスワップの数字や、分類上、悪意のない二重計上となっている顧客取引が入っています。

為替介入はスムージングオペレーションで、けっして貿易バランスを崩すものではありません。
最大限、貿易赤字を10兆円としても、180兆円ある外貨準備では18年分あります。介入資金が
市場の3日分であることはありません。

でも正しいデータに基づかないが、見出しとして面白い話は、広く信じられてしまうようです。

 

|

2022年9月19日 (月)

テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル&南アランド円」

テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル&南アランド円」

*ドル円「日足、揉み合う。週足、5週連続陽線も9月5日週の高値を上抜けず上ヒゲ残す」

日足、145円近くから小反落も揉み合いが続く。9月7日は長い上ヒゲ、8日の行き詰まり線で下落も続落とはならず。9月13日-16日の上昇ラインがサポート。9月14日-16日の下降ラインが上値抵抗。5日線横ばい、20日線上向き。
週足、5週連続陽線も9月5日週の高値を上抜けず。9月5日週、12日週と上ヒゲが長い。9月5日週-12日週の上昇ラインがサポート。9月5日週-12日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、8月は例年通りお盆過ぎたあたりから陽転。9月はボリバン2σ上限を一時上抜く。6月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、2021年は6年ぶり陽線。今年もここまで大陽線。2016年-20年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜く。

*ユーロドル「打たれ強く1.0をかろうじて維持」

日足、打たれ強く1.0をかろうじて維持。3日連続陽線。9月6日-16日の上昇ラインがサポート。9月13日-16日の下降ラインが上値抵抗。5日線は再び下向きに、20日線下向き。
週足、ボリバン下位。9月5日週-12日週の上昇ラインがサポート。8月8日週-9月12日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線は下向き。
月足、3か月連続陰線。9月もここまで陰線。ボリバン2σ下限。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。
年足、20年‐21年の上昇ラインを下抜く。17年-20年の上昇ラインも下抜く。14年‐21年の下降ラインが上値抵抗。年足的サポートラインがない。

*ユーロ円「9月13日-16日の下降ラインが上値抵抗」

日足、9月12日、13日のダブル上ヒゲで小反落。9月5日-16日の上昇ラインがサポート。9月13日-16日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。
週足、一時、ボリバン3σ上限に近くづくも、上ヒゲ残し反落。8月29日週-9月5日週の上昇ラインがサポート。5週線、20週線上向き。
月足、7月は5か月ぶりに月足陰線。8月反発。9月もここまで陽線。6月-7月の下降ラインを上抜く。3月-8月の上昇ラインがサポート。ボリバン3σ上限に近づく。
年足、2年連続陽線。今年も3月に陽転。14年-21年の下降ラインを上抜く。12年-20年の上昇ラインがサポート。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


*南アランド円「9月13日の長い上ヒゲから4日連続陰線」

日足、9月13日の長い上ヒゲから4日連続陰線で雲の上から、雲の下限近くへ下落。8月3日-9月16日の上昇ラインがサポート。9月15日-16日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
週足、ボリバン中位近辺で揉みある。8月1日週-9月12日週の上昇ラインがサポート。6月6日週-9月12日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、6月の長い上ヒゲでの下押し圧力まだあり。6月-9月の下降ラインが上値抵抗。3月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年もここまで陽線。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。

 

 

|

2022年9月 5日 (月)

「投機筋とは何か、本当にいるのか、スワップではないか、誰がスワップをやるのか、あなたです」


 「投機筋とは何か、本当にいるのか、スワップではないか、誰がスワップをやるのか、あなたです」

*為替は投機筋の取引が貿易取引の10倍もあるので、相場はどう動くかわからないと有識者が言う。

*私が内外の大手銀行でディーラーをやった経験からはそんなことは全くなかった
 取引は貿易取引が毎日出る、生保・GPIFなど資本はたまに出る。いわゆる投機筋も出てくるが、
 多くはない。平均すれば週に1回、いやもっと少ない。

*どうやら、日銀やBISの統計でスワップも為替取引に入れて、分母を巨大にしたことが投機筋の巨大化に繋がっているようだ。

*例えば、FXで個人が1年間10万ドルのポジションを持つと、年間約240日間スワップが行われ
  スポットは10万ドル、スワップは2400万ドルになってしまう。スワップは為替の変動に関係のない金利取引
  資金繰りだ。ただ実務に携わってない有識者は、スポットとスワップを合計し、為替市場を超巨大化する
  資料を作っているのはBISや日銀だから間違いはないとなる。

*ただ実際の市場は為替市場の半分は貿易取引だ。だから貿易収支が相場を決めることとなる。

*結論、投機筋は魑魅魍魎だ。何をやるかわからない→実際いないから わからない。

(わかりにくい説明になってしまいました。要は為替取引に為替変動とは関係のないスワップ取引を入れて、為替取引の分母を大きくし、それを投機筋と呼んでいるのですが、実在していないということです、貿易、生保などの資本が市場を形成し、投機筋も僅かは、いるのが実情です)

 

 

Swaptouki2021_20220905205701

|

テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル&南アランド円」

テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル&南アランド円」

*ドル円「年初来高値更新、ボリバン2σ上限からは反落。波高し線」

日足、年初来高値更新。ボリバン2σ上限からは反落。波高し線。9月1日-2日、8月31日-9月1日の上昇ラインがサポート。5日線、20日線上向き。
週足、3週連続陽線でボリバン2σ上限へ。8月22日週-29日週の上昇ラインがサポート。
月足、8月は例年通りお盆過ぎたあたりから陽転。ボリバン2σ上限まで戻す。6月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、2021年は6年ぶり陽線。今年もここまで大陽線。2016年-20年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜く。

*ユーロドル「1.0を超え切れない弱さあり」

日足、何度か1.00を上抜くも上ヒゲを残し、1.00割れに。ボリバン下位。9月1日-2日の上昇ラインがサポート。9月2日は上ヒゲ長い。9月1日-2日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
週足、2週連続陰線の後は下げ止まる。ボリバン2σ下限に近い。8月8日週-15日週の下降ラインが上値抵抗。8月22日週-29日週の上昇ラインがサポート。5週線、20週線下向き。
月足、3か月連続陰線。9月も下落スタート。ボリバン2σ下限。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。
年足、20年‐21年の上昇ラインを下抜く。17年-20年の上昇ラインも下抜く。14年‐21年の下降ラインが上値抵抗。年足的サポートラインがない。

*ユーロ円「一時、雲上、3σ上限近くへ大きく飛び出す」

日足、一時ボリバン2σ上限を上抜き雲の上へ。7月21日-9月2日の下降ラインが上値抵抗。9月1日-2日の上昇ラインがサポート。5日線下向く、20日線上向く。
週足、7月18日週-8月29日週の下降ラインが上値抵抗。8月1日週-8月22日週の上昇ラインがサポート。5週線上向く、20週線上向き。
月足、7月は5か月ぶりに月足陰線。8月反発。3月-8月の上昇ラインがサポート。6月-7月の下降ライン上にあり。
年足、2年連続陽線。今年も3月に陽転。14年-21年の下降ラインを上抜く。12年-20年の上昇ラインがサポート。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


*南アランド円「一時、雲中に上昇も維持できず」

日足、一時、雲中に上昇も維持できず。ボリバン中位を上抜き一時、雲の下限まで反発。8月24日-9月2日の上昇ラインがサポート。8月30日-9月2日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
週足、ボリバン中位越えず。8月1日週-8月22日週の上昇ラインがサポート。6月27日週8月29日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向き、20週線下向き。
月足、6月の長い上ヒゲで7月は陰線。8月は小反発。6月-8月の下降ラインが上値抵抗。3月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年もここまで陽線。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。

 

|

« 2022年8月 | トップページ | 2022年10月 »