「異質な危機、米国を集中攻撃」
「異質な危機、米国を集中攻撃」
今回は「経済指標的」にはリーマンをはるかに上回る危機だが、「金融市場的」にはそれほどの危機ではない。為替も主要通貨は大きく動いていない。株はナスダックが2か月ほどで真っ先にプラス圏へ回復してしまった。
大地震のようにインフラが痛んでいるわけでもない。ただ東日本大震災ほどではないが貴重な命が失われた。まだ感染が抑制されていない生命の危機への不安はある。一方、米国の死者は911事件をはるかに超える多数の死者を出した。何故だろう。米国は怒りのぶつけようがない。
衣食住が欠乏していない危機でもある。雨や雪なら逃れることもできるが、見えないのでかわしにくい。逃げ切るか、ワクチンか。その両方で戦うしかないが、人類の反撃は始まっている。
次はどんな社会になるかは最近の株価が示唆しているのだろう。一地域に集中してはいけないことは確かだ。人数の比率以上に密集していたところがやられている。トランプ大統領の物語のように中国発かもしれないが、中国も多大な犠牲を払った。意図的なものではない。トランプ大統領も去年の関税同様に破壊的な外交をめざすべきではないところだろう。
「清潔潔癖社会へ」
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