銀行は仲値取引のカバーをいつ行うか
「銀行は仲値取引のカバーをいつ行うか」
銀行は朝10時に仲値を決定し、それに基づく顧客用の公表相場を作成。
仲値の取引依頼は前日から入っているものもあり
例えば
前日夕刻は-30(3千万ドルの不足=ドル買い)
午前9時に-50、9時半に-70、仲値決定時に-40などと刻々と変わる(大手銀行の場合)
その後も銀行の営業終了時間(3時半ごろまで)
仲値取引が続き、結局終了時点は+10(1千万ドルのドル売り)に終わっていることもある
輸入は送金の期日があるので最初から取引依頼があり午前10時ごろまでに多くは終わる
輸出は相手があることなので、入金次第、1日を通じて売りが出る
(以上 あくまでも当日物の仲値取引のこと、スポットや6か月先、1年先などの先物予約、オプションなどは
別の話である)
仲値のポジションを予想して、前もってドルを買いってもいいが仕切値は仲値となるので
早く買いすぎて、買値より仲値が安くなれば損金となるので、慎重なディーラーは出来るだけ
仲値決定直前に買う。
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