「為替相場の黒歴史」
「為替相場の黒歴史」
(参議院はいずれ「赤歴史」となるという)
1950年からの日本の貿易収支、1970年以降は黒字を積み上げたことによって円高が継続し1ドル360円が75円となった。
「黒歴史」である。
貿易黒字でも円安になった年もある。理由は明白で、日銀の円売り介入、外貨投資の規制緩和、米国へのリパトリ(HIA)などがあり円買い需給を覆した。ただ21世紀に入り、中国の市場参加により日本の輸出の肩代わりを中国が負うこととなったことや、東日本大震災での原発停止による原油相場の高騰もあり日本の黒い貿易収支も赤になる年が出てきている。為替相場も一辺倒の円高相場ではなくなった。
1950年から2019年まで70年間の貿易収支は黒字で236兆円(輸出が2337兆円、輸入が2100兆円)
*ただ長い目で見れば、おそらく今生きている人がいなくなった頃、現在、日本は「未成熟債権国」らしいが
いつかは「成熟債権国」となり、さらに「債権取り崩し国」となり、貿易経常収支が赤字となるそうだ(ただアジア人は
工場人としてよく働くので、なかなかそうならない気がします)
*国際収支の発展段階説は参議院調査室作成資料を参照
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