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2019年12月 6日 (金)

横浜余情でなくて「横浜余剰」 ベイスターズを見習おう またデフレか

「横浜余情でなくて「横浜余剰」 ベイスターズを見習おう またデフレか」

Yokohamayojyou

 IRの中味はカジノを除けば、今既にみなとみらいやパシフィコにあるもの。それとて賑わっているわけではない。
もう一つ土日や花火以外は閑散な「みなとみらい」をつくるようなもの。供給が倍以上になるので当然、デフレ要因となる。
財政改善とは逆に市の負担となり将来の増税かサービス低下となる。
 写真のように夜になると横浜は閑散。東京とは全く違う。メインの本町通りや赤レンガ倉庫前の道路は車は殆ど走っていない
一棟建てでは日本一となる2200室のホテル(写真左手)が今秋出来たが、ここからは10室程度しか灯りが見えない。海側も同じ。
一方、財政難という横浜市は右手の豪華市長舎や市会議事堂を建設中。

 人気の元町は7時ごろで中華街は9時で店を閉じる。

さてベイスターズは驚異的な観客動員数の増加を続けている。それは設備を増やしたのでなく、ファンサービスなど中味を変えたからだ。
先に図体を大きくしたのではない。今は客席が足りなくなって観客席を増やしている。需要が増えたので投資を増やす健全な姿である。

 人口減少のなかで、IRという名前の響きは良いがすでに同じものがあるのにまた作る。横浜市だけでけではなく政府も財政出動スタンバイ。
公共投資をやれば天下りなど役人の雇用は改善するので積極的だ。

今、政治を語ると桜事件のようにゴタゴタするので嫌だが、個人的には再びデフレがくるものとして投資を考えたい。

 ベイスターズの成功例のように今あるものを活用し、需要(あるいは子供)が増えれば設備投資すればいいのではないだろうか

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