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2019年12月21日 (土)

「トルコ、外交内政で経済をつぶす」

「トルコ、外交内政で経済をつぶす」

(外交)

*「ロシアS400」エルドアン大統領は、ロシアから購入したS-400ミサイルシステムを巡って米国側から示された制裁を実行した場合にはトルコが報復を行うと発言した


*「ジェノサイド」米上院が1世紀前のオスマン帝国時代に起きたとされるアルメニア人虐殺事件について「ジェノサイド(虐殺)」と認定する決議案を可決したのに大統領は反発しトルコ南部のインジルリク米軍基地について「必要なら閉鎖する」と述べた。

*「トルコストリーム」米国がトルコストリーム(ロシアの天然ガスを黒海とトルコを経由して欧州に輸送するパイプライン)に関して制裁を示唆したことにもエルドアン大統領の怒りを買った。

*「NATO」NATOが、トルコがテロ組織とみなす集団(YPG)をテロ組織と認定しなければ、NATOのいかなる措置にも反対する

*「安全地帯」エルドアン大統領は、シリア北東部に安全地帯を設けるという構想を持つが欧州諸国はトルコの安全地帯構想を批判している。

*「リビアと国境合意」トルコ政府は、リビアの暫定政権と地中海上の境界線で合意。トルコのエネルギー探査を巡る対立が複雑化する可能性がある。
   EUは、トルコがキプロス沖で「違法な」石油・ガス掘削活動を行っているとして、対トルコ制裁を準備しており、トルコは国境に関する同盟国を探していた。トルコはキプロスを国家として認めていない

*「シリア攻撃」トルコのシリア攻撃については、EUはトルコへの武器輸出を制限している。

*「移民」エルドアン大統領は、欧州議会がトルコの欧州連合(EU)加盟に向けた交渉の凍結を求める決議を採択したことを受け、トルコ国境から不法移民を欧州へ開放すると述べた

(内政)

*「元首相が与党離脱」与党AKPを9月に離党したダウトオール元首相が、新党「未来党」の設立を発表し、現政権が「権力維持しか考えていない」と批判した。外交内政の混乱が大きくなるとせっかくの景気回復が挫折してしまう。

*「弾圧」2016年のクーデター未遂事件より反対派を弾圧している。与党の勢力が弱まれば反対派の勢力も盛り返してくるだろう

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