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2019年10月24日 (木)

90年前の大恐慌時代のドル円相場

90年前の大恐慌時代のドル円相場が2円~4円と急激に円安となった理由について聞かれましたので

少し書いてみました

「急激に円安となったのは、金解禁と再禁止のタイミングの悪さによるものです。

日本は第一次世界大戦後、続々と欧米が金解禁に踏み切ったのに対し出遅れ、

実際に解禁を行った時は世界恐慌の後という最悪のタイミング(かつ市場とはかけ離れた円高水準での金解禁)で円高のデフレ不況に陥りました。

これを見て再び金解禁の禁止となると予測した銀行がドル買い円売りを続けました。
横浜正金銀行は「統制売り=ドル売り円買い介入」を行い相場を守ろうとしましたが、デフレ不況に耐えられず
また今度は欧米が先に金解禁を禁止したこともあって日本も出遅れて再禁止となりドルは急騰、円安となったということです。

 日本が金解禁を守ったのでドルを買い続けて大儲けした三井銀行の総帥であった団琢磨は血盟団によって暗殺されました。
横浜正金はドル売り介入で大損しましたが、政府が補填したということです。

 日本は1971年のニクソンショック時にも海外が外為市場を閉鎖しているにも関わらず1ドル360円で相場を維持し
円買いの嵐となりました。
 」

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