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2019年8月19日 (月)

「そろそろ晩秋の円安も視野に、日本だけが金融引き締めか」

「そろそろ晩秋の円安も視野に、日本だけが金融引き締めか」

*円「通貨首位、株価14位、そろそろ晩秋の円安も視野に」

 「夏の円高、円買いは需給は今週がクライマックスとなる」先週触れたように、3週間ぶりにドル円週足は陽線となった。メディアには夏の円高とか多く報道されていたが、一服した。ドル円は3年連続陰線、今年もここまで陰線である。市場のセンチメントはここ3年の120円からのドル下げでもドル上げのセンチメントであったが、ここにきてドル下げのセンチメントに変わりつつあった。ただ需給は変わりつつある。2016年、17年の貿易黒字から18年は小さいが約1兆円の赤字、今年もここまで赤字となっている。毎年上半期は円高に振れやすい商慣習があるが、下半期は円安に振れやすい実需の需給となる。いつものように晩秋へ向けて円売りが高まるものとみる。今週は7月貿易統計の発表がある。ここまで昨年12月より7か月連続で輸出が減少している。景気減速、輸出減少、世界的な利下げ機運の中で消費増税するのは、金融引き締め策と言ってもよいだろう。悪影響が今後出てくる。

*米ドル「通貨4位、株価(NYダウ)9位、人為的な景気減速であるが、改める姿勢は見えない」

米国第一主義で世界のサプライチェーンが乱れ、移民排斥主義では米国は安価な労働力を失うこととなる。世界経済も減速、米国の経済指標も弱いものが多くなってきた。ここで経済を立て直さないとトランプ大統領再選の目がなくなってくるので、今後も大胆な政策を打ち出してくる可能性もあるが、時間もなくなってあせりも出てくるだろう。世界がより不安定となってくる。
7月の住宅着工件数は前月比4.0%減となり、3カ月連続でマイナスとなった。8月のミシガン大消費者信頼感指数は92.1と、前月から6.3ポイント低下し、今年1月以来の低水準となった。7月の鉱工業生産指数は製造業部門が0.4%低下し、予想の0.1%低下より悪化した。低下は3カ月ぶり。全体の鉱工業生産指数は0.2%低下。予想は0.1%上昇だった。改善したのは7月の小売売上高で前月比0.7%増と、予想の0.3%を上回る伸びとなった。幅広い品目で売り上げが増加した。
 FRBの地区連銀総裁らも追加利下げに傾いているが、一番の原因を通商政策による不確実性としている。人為的な景気減速であるが、改める姿勢は見えない。

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