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2018年10月21日 (日)

イタリア問題

モスコビシ欧州委員=イタリアの来年度予算を巡る対立を緩和したいとし、イタリアが欧州委の異議にどう対応するか見極めることが重要だと述べた。


さらに、イタリア側と「対立を緩和し、建設的な対話を維持」したいと述べ、同国を巡る市場の緊張がユーロ圏に波及することは懸念していないと語った。

また、イタリアのユーロ圏離脱は全く理にかなわず、ほとんどのイタリア国民は離脱を望んでいないとの考えを示した。  ロイター

*ただ

イタリアのコンテ首相は19日、2019年予算案を変更する必要性はないとの考えを示した。予算案を巡っては前日に欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会がEU財政規律から大幅に逸脱しているとの見解をイタリア政府に書簡で通達している。

EU首脳会議に出席しているコンテ首相は、欧州委に対し懸念は過剰だと伝えるとし、「予算案に変更を加えなければならない理由はない」と記者団に述べた。

欧州委はイタリア予算案は目標からの逸脱が「前例のない」大きさであり、「特に深刻な違反」と指摘。来週22日までに回答するよう求めている。

これについてコンテ首相は「書簡は協議の初めの一歩となる。22日までに回答する」と述べた。

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