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2018年10月 4日 (木)

NQNセレクション 為替予想は「貿易収支」が基本 黒字国に通貨高圧力

去年の今日の記事です

+https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21688580Z20C17A9000000?channel=DF150620172611
Kyonenboueki

解散・総選挙に湧く世間一般とは対照的に、外国為替市場の関心は相変わらず米国に向いている。安倍晋三首相が提唱した経済政策「アベノミクス」に新鮮味があり、貿易赤字が円安・株高をアシストした2012年末~13年とは違うと達観しているからだ。「すご腕為替ディーラーの至言」、今回はFX湘南投資グループ代表の野村雅道氏。野村氏は為替相場を読むうえで、反対売買が基本的に起こらない貿易取引などのアウトライト(買い切りと売り切り)に強いこだわりをもつ。

■為替予想は難しく考えない

 為替予想は難しく考える必要はないんです。買い切りと売り切りの流れを見ていればよい。各国の貿易収支と貿易相手国を定点観測し、傾向をきちんと判断できれば相場の方向性がおおむねわかると思います。例えば足元で貿易黒字国の日本の円には取引相手国である米国のドルなどに対して常に上昇圧力がかかるはずです。

 市場には12年終盤以降にしばらく続いた円安局面について「『アベノミクス』と13年春に始まった日銀による異次元の金融緩和策がきっかけとなった」との解説を多く聞きます。でも実際には11年3月の東日本大震災後に原発が相次いで停止し、代替エネルギーとして原油や天然ガスの輸入が増えたからではないでしょうか。アウトライトの円売り需要が積み上がり、アベノミクスをはやす取引が成功しやすくなっていたと考えるべきです。貿易収支が黒字転換すると次第に円安圧力は収まりました。

■金利重視の取引は「水もの」

 金利の低い国から高い国、成長力の大きい国に向かう投資マネーの流れはあるものの、野球の打線と同じで「水もの」です。国際紛争や金融危機などで市場が混乱すればすぐに止まり、お金の出所に戻っていきます。為替相場への影響はプラスマイナスゼロです。

 円を元手にした高金利通貨建て資産での運用(円キャリー取引)をやめろは言いませんが、日本と比べて少し高い程度の利回りだったら見送るべきだと思います。例えば08年のリーマン・ショックの前はオーストラリアの政策金利のピークが7%超、ニュージーランドは8%超も付いていたので、長期投資なら為替レートの変化はあまり気にしなくても大丈夫でした。一方、17年9月の時点ではそれぞれ1.50%と1.75%にとどまります。

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