米国経済が今後2年間にリセッション(景気後退)に陥る可能性は50%よりも高い。JPモルガン・チェースの分析モデルで明らかになった。 ブルームバーグ
同行リサーチャーが今週発表したリポートによれば、1年以内にリセッションになる確率は28%程度、今後2年間では60%を超える。今後3年間の確率は80%超だという。
JPモルガンのモデルは、消費者および企業のセンチメントを示す統計から働き盛りとみなされる年代の男性の労働参加率まで幅広い要素を分析したほか、賃金の伸びや国内総生産(GDP)に占める耐久財の比率なども分析の対象とした。JPモルガンの分析結果はニューヨーク連銀の調査よりも悲観的だ。同連銀によると、現在から1年で景気後退に陥る確率は14.5%となっている。
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