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2018年3月23日 (金)

誤発注で3200億円損失

台湾の石油化学会社、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の株価が21日に急落したことに関連し、原因となる誤発注をBNPパリバ・セキュリティーズが行ったと台湾証券取引所の幹部が明らかにした。台湾の銘柄で時価総額が3番目に大きい台塑石化の株価は8.2%安で終了し、約30億ドル(約3200億円)の時価総額が失われた。

  台湾証取のシニア・エグゼクティブバイスプレジデント、デービッド・ヤン氏は電話インタビューで、終値を決定するクロージング・オークションでBNPのシステムの不具合により発生した今回の取引は取り消されないと説明。「今回のような誤発注の標準的な手続きによれば、証券会社はトレードを反転させるために市場から株式を買い戻す必要がある」とした上で、BNPは23日午前までに何が起きたかを報告しなければならず、報告を見た上でさらなる対応を行うと述べた。

  台湾金融監督管理委員会(金管会)のウェリントン・クー委員長は立法院で22日、BNPから公式の説明を受けた後に処分を決定すると語った。ブルームバーグ・ニュースの問い合わせに対し、台湾証取は21日遅くのテキストメッセージで、誤発注が6億8000万台湾ドル(約24億7000万円)相当だったと公表した。

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