「背中の三菱が泣いている、死の危険も孕む横浜ロイヤルパークホテル」
為替でないが言うべきことはいいたい
(以前も書きましたが)ついに横浜ロイヤルパークホテルのジムのリストラが始まった。従業員のリストラではなくお客をリストラする前代未聞のやり方である。
顧客勧誘のためのウリにしていたサービスを廃止した。常駐していた看護士を3名全員解雇。マンツーマンで行っていたトレーニング指導も廃止。
フリーウェイートは従業員のいない離れた場所の個室に移したので高齢の客が事故にあっても誰も気づかず命を落としかねない。
ジムの経営のミス・損失をお客のサービスの低下と料金値上げで相殺しようとしている。客の平均年齢は70歳以上で、横浜の企業経営者が多い。
年老いて私利私欲のない会員たちは突然の驚きの仕打ちで老体にムチ打ち怒りの声を上げている。入会条件とはるかに異なる仕打ちに悲鳴を上げている。
(今日も説明会があるがこじれるばかり)
また従来の会員の初年度納入金の約10分の1の価格の会員を新規募集する。待遇は10倍のお金を払った客と同じだ。スウィートルームとシングルルームを同等扱い。
待遇はシングルに合わせ料金はスウィートとなる老人達。
この理不尽な前代未聞のお客のリストラの首謀者は三菱地所の若い出向者のようだ。おそらく客サービスの仕事の経験はないに違いない。
親会社の出向者のいうことに人の好さそうな生え抜きのホテルマンも従わざるを得ないようだ。
例え正義を欠いても、理不尽でも従わないといけない、どこかの国のロケットマンみたいな上司に歯向かえない。
三菱には三綱領というものがあり、その一つは以下のようである。
「処事光明=フェアープレイに徹する」
処事光明=公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。
事業経営においては公明正大であることを心がけるよう小彌太社長は一貫して説いてきました。「…競争に熱中し、数字を上げるために、手段や方法を選ばないというようなことが…あってはならない。…われわれは常に社会正義とは何かということを念頭において行動しなければならない。不正には正義を、権謀には正直をもって、われわれは行動すべきである…」(1920(大正9)年、三菱商事株式会社場所長会議におけるスピーチ)。すなわち「処事光明(しょじこうめい)」。何事であれフェアープレイに徹するということ」
若い出向の役員はおそらくこれを知らないのだろう。弱く大人しい老人を死の危険まで晒しても儲けようとしている。やりたい放題である。とても客商売とは思えない。またこの史上最高の外国人客や
健康ブームでのジム通い人口の増加の中でも儲けられない経営体質はまことにレベルの低いものである。その失敗を老人の顧客に付け替え経営責任は負わないのが、この横浜の三菱である。
背中の三菱が泣いている、死の危険も孕む横浜ロイヤルパークホテル。
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