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2016年9月 7日 (水)

無国籍  中華街 芥川賞、満漢全席など

「無国籍  中華街 芥川賞、満漢全席など」

Mukokuseki
*蓮舫さんの国籍が話題となっているが、中華街育ちのお嬢さんから、やはり日本か、台湾か、中国かと国籍で悩んだ話を聞いたことがある。
またその中華レストランのご親族は日本で初の外国人で芥川賞をとった楊逸さんである。中華街は華都飯店、満漢全席を出してくれるそうだが
まだ食べたことはない。北京の家庭料理が中心。北京ダッグの皮でいろんなものを挟んで食べさせてくれる。関帝廟近く。地久門そば
(内容紹介)
日中国交回復により、「台湾籍」が認められなくなった結果、「無国籍」という身分を選んだ人たちがいた。そんな家庭に生まれ、横浜中華街で育った著者は、ある日、台湾への入国も日本への帰国もできず、空港から出られない衝撃的な経験をする。国籍とは? 民族とは? アイデンティティの基盤とは何か? 国家と家族の歴史に向き合い、深く掘り下げた体験的ノンフィクション。
(出版社からのコメント)
パスポートは? 選挙権は? 愛国心は? はじめて明らかになる無国籍の実態。国籍のなかった私が、半生を綴りながら無国籍で生きるとは何かを問う。
住んでいる国から「ノー」といわれ、生まれた国から「ノー」といわれ、親の国からも「ノー」といわれ、どこからも「あなたのことを認めない」といわれつづける<中略>何で生きているんだろうとさえ感じる気持ち。無国籍という現実には、そういう虚無感が存在しているのだ。


著者について
陳天璽(チン・テンジ) CHEN Tien-shi
1971年、横浜中華街生まれ。国立民族学博物館助教授。2000年、筑波大学大学院国際政治経済学研究科修了。1994年より約1年間、香港中文大学に留学。97年~00年、ハーバード大学フェアバンクセンター東アジア研究所・同大学法学部東アジア法律研究所客員研究員。日本学術振興会特別研究員(東京大学総合文化研究科)などを経て現職。華僑・華人問題をはじめ、移民・マイノリティー問題、国境・国籍問題に取り組む。著書に『華人ディアスポラ―華商のネットワークとアイデンティティ』(明石書店)。

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