「平均は2年分ではないだろうか、会社都合退職金」
日本株ビジネスからの撤退を決めた英銀バークレイズが、東京の社員に割増退職金(パッケージ)の引き上げを提示していることが、複数の関係者への取材で分かった。1月下旬に東京で勤務する約100人に退職を勧告して以来、条件を引き上げるのは今回で2度目となる。
1月21日に退職を勧告された従業員の大半は、当初示された2-7カ月の割増退職金の水準があまりに低いとして同意しなかった。
2度目となる今回の引き上げで、バークレイズが提示する割増退職金は最低で8カ月となるが、業界水準を下回る。外国銀行従業員組合連合会によれば、日本で展開する外資系金融機関の直近2年のパッケージは12カ月から36カ月で、平均は約2年分(24カ月)となっている。
ブルームバーグ
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