ドル円想定通りのオーソドックスな展開
「ドル円想定通りのオーソドックスな展開」
以下は4月28日のリポート 想定通り ただ21世紀の20世紀と違って円独歩高ではない ドル円だけ
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「新緑の為替」はやはり「晩秋の為替」とリズムが違う。晩秋は円売りが盛り上がり96円から105円となったが、新緑が映える新年度は円安が進まない。例年ならもっと円高になっているが、膨大な貿易赤字があるだけにドルの下押しも小さいが、すんなりと円安にはならない。昨年も黒田異次元緩和策があって一旦円安となったが、5月から真夏は円高推移となった。
過去5年のGW頃のドル円の相場推移を調べた
2011年から13年はGWまで円高が進み、GW明けは円安、6月以降は真夏まで円高
2009年から10年はGWまで円安、GW明け、真夏までは円高
2008年のリーマンショックの時はまだ金融グロバリーゼーション、FXでのエンキャリーの影響で真夏まで円安が進んだ。
*貿易赤字でドル下げも浅いが、大雑把の流れでの春彼岸から秋彼岸までは輸出先行での円買い、晩秋は輸入先行での円売りのリズムはあるだろう
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