今週は頑張った上海株
「今週は頑張った上海株」
4月2日-4日は清明節で休養十分だったのか上海株は海外市場が下げる中、今週は踏ん張っている
*小出しだが財政出動があること、政府機関の銀行株購入観測もあった
先週流れた預金準備率引き下げ観測は3月CPIの予想を上回る+3.6%で後退したが、今朝の1QGDPが予想を下回る8.1%となったことで再び議論されるだろう(でも昨夜のNYの9%成長の噂は噂に終わった)
*上海総合指数日足
*最近のトピック
「温首相金融政策」
先週は温家宝首相が近く金融政策の微調整を行う意向を明らかにしたことで、中国人民銀行が数日内に金融緩和に動くとの臆測が広がった。首相は、金融市場における一定の流動性と融資額の増加を確保すべく、金融政策を微調整する意向を示した。ただ今週月曜のCPIは予想を上回る+3.6%となった。
「内需拡大など」
温家宝首相はこのほど鉄道投資について、2012年予算5000億元の満額執行を目指す考えをあらためて強調した。前年度の7000億元からは減額となるものの、5000億元の予算を確保することで着工済み路線の建設工事再開にこぎつけたいとした。 市場では、今回の温首相の発言を受けて、今年は鉄道関連企業の工事代金や設備代金の回収が加速するとの期待感が高まっている。
「QFII投資枠拡大」
中国証券監督管理委員会、4月3日QFII(適格外国機関投資家)制度の投資枠を500億ドル拡大し、800億ドルとすると発表した。オフショア市場で調達した人民元で中国国内の株式・債券市場に投資することを認める人民元適格外国機関投資家(RQFII)制度の枠も500億元拡大する。この報道は先週後半の上海株上昇に寄与した。
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