シカゴのIMMのご質問、どれほど参考になるか?
「シカゴのIMMのご質問=IMMポジションは、トレードにどれほど参考になるものでしょうか。活用の視点がありましたら、教えてください。」
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*私のID為替リポートにも毎回取り上げていますように見てはいますが、依然ほど利用価値があるとは思っていません。80年代は円の投機ポジションがネット3万枚になれば、そこで一旦相場が止まる傾向もありましたが、出来高が増えるにつれ意味がなくなりました。また3万枚で止まっても数カ月その状態が続くこともあり短期売買に生かすのは効率的ではなかったように思います。
*また大手ヘッジファンドは片サイドのポジションはIMMで、もう一方は銀行で売買をしたりしていますし、クロス円のポジションを二つに分けてドル円だけ別にしていることもあります。素直に全体を表してはいません。
*集計は前週火曜日の物を我々は週末に知ることになり、即効性もありません。ただIMMはショートだな、ロングだなと漠然としたセンチメントは知ることが出来ます。
*IMM投機筋っていうとディーラーらしくて格好いいという程度のことは言えます。IMMよりも外為どっとコムの「注文情報」がより役立ち収益に繋がると思います
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