11月15日にNZ国債満期
「11月15日にNZ国債満期」
*11月15日に約10年前(既発債で10年より少し短い)で買った保有していたNZ国債が満期を迎える。利率は6.0%為替は58.89円で購入していたようであった。現在は62円。
*その間NZは97円もあり44円もあったが満期にはほぼ同じレベル。6%金利分は為替差損なくもらえる。ただしレバは1倍。ただこれを軸に為替のヘッジ取引は楽しめた。
*昔は2月、5月、8月、11月には中長期米国債が発行されこの利払いが円高要因、15日近辺が円買いの日であった。最近はどこの国ものべつまくなしに国債を発行するので月別の特徴はなくなってきている。もちろん2,5,8,11月は新規債も発行されるのでそれは円売り要因だが今は新規に外貨投資する機関投資家は少ない=円高要因=元気のない投資家=年金利回り低下=年金なくなる。
*NZ国債は60%超を外国人が買っている。NZが海外に頼っているのではなく、外国人が高利回りに引き寄せられている。満期で円高ならNZドルで使えばいい。デフレ大国日本よりインフレ NZの方が物価が安い。円高差損とは円に換えるから損なので外貨は外貨で使ってもいい。円高で損をするなら日本以外の世界中の国が損をしてしまう。外国人は円に換えないし、日本の高い商品を買おうともしない。円高差損はグローバル社会で時代遅れの言葉ではないか
*さて満期のNZをどこに投資しようか。4%台に金利が下がったNZ債か、リスクを負ってイタリアかギリシャか、アイルランドか、それとも滅私奉公で日本国債か。勢いのBRICSか
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