ブラジル第3四半期GDPは前年同期比6.7%増
12月9日のアメリカ、欧州、トルコ、南ア株です。
ブラジルはブラジル地理統計院(IBGE)が、第3四半期のGDPを発表。前期比では0.5%増、前年同期比では6.7%増でした。
第2四半期の改定値は前期比1.8%増、前年同期比9.2%増だったそうです。前期よりは下がっていますが、それでも高いですね。
ロイターによるとブラジルでは雇用が拡大し、個人消費が伸びているそうです。その一方で8日に発表された消費者物価指数(IPCA)は前年同期比5.49%上昇しており、中銀が目標としている4.5%を上回っていました。
ブラジル中銀は8日の通貨政策会議で政策金利を10.75%に据え置いていますが、ロイターのニュースでは「アナリストは早ければ来年1月にも利上げがあると予想している」そうです。そのためかボベスパ指数が下落しました。
トルコのイスタンブールナショナル100種は2.64%下落しました。そのトルコに関連したニュースでは、ブラウン前首相が著書の「Beyond the Crash」のなかで「インドネシア、韓国、メキシコ、トルコはBRICsと同等のレベルにあり、近くBRICの仲間入りをする」としている、というものがトルコの新聞ヒューリエットのウエブサイトにありました。確かにトルコの株式は、今年好調でしたし、経済も好調のようです。ただ、来年7月には大統領選挙を控えています。それと隣国ギリシャの動向も影響しそうですよね。
そのギリシャの失業率は12.6%で2004年に失業率統計の発表を始めて以来最悪だったそうです。
欧州でも中東でもありませんが、中国の11月の不動産価格が前年同期比で7.7%上昇したそうです。10月は8.6%でした。中国の不動産価格は7か月連続で鈍化しています。
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