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2010年11月 9日 (火)

金本位制の歴史

「金本位制の歴史」

(金本位制度の時代)

各国がその通貨の価値を金に対する平価として設定、国際収支の過不足は金の受け渡し、すなわち輸出入によって決済する。
国内の通貨供給量も金準備の量にともなって増減する。

 黒字国→金融緩和→景気刺激
 赤字国→金融引き締め→デフレによって国際収支の均衡回復を図る

第一次大戦前200年 英ポンドが金本位制、
 米国、日本など多くの国が金本位制

大恐慌 国際収支赤字国にとっては金喪失にともなうデフレ政策は国内的に限界を超えていた
    黒字国の金の不胎化政策=金保有量と通貨量との連動を切り離した政策
 金本位制を支えていたイギリスの国力凋落

(1930年代の混乱)

為替平衡勘定の創設で市場介入による相場の安定
切り下げ競争
貿易のブロック化

(第2次大戦後のIMF固定相場体制=金ドル体制)

1オンス=35ドル(現在1オンス=650ドル)
 各国はその通貨を金またはドルに対し設定(1%乖離すれば介入)
 アメリカは各国が保有するドル残高については請求があれば金を売却
ドルを媒介とした金為替本位制

 戦前の硬直的な運用から基礎的不均衡がある時は平価の調整可能(調整可能な固定相場=ADJUSTABLE PEG SYSYTEM)
 一時的な不均衡を是正の為IMF借り入れも可能

(ドルの動揺)

戦時中、戦後にかけて圧倒的な強さを誇った米国にも1950年代、1960代に国際収支の逆調
政府部門の赤字、長期資本の流出、貿易黒字の縮小で外国の公的部門、民間部門に保有されるドル残高の累増

 米国が1オンス=35ドルを維持できるかどうか。投機は金の購入へ向かう
ゴールドラッシュ(CF=明治ゴールドラッシュ)
主要国はドル買い介入でドル残高が増え金準備を超える

(ドルの金交換停止)

1971年8月
 ニクソンショック=ドルと金の交換性を停止
 主要国はドルの買い支えを放棄 

(スミソニアン体制)

 1971年12月
新たな固定相場 ドルは金に対し切り下げ、主要国通貨はドルに対し切り上げ
 ドル円は360円から308円へ(中心レートから2.25%の範囲で介入で抑える)

 ドルと金の交換性はなし

ドルは引き続き国際収支赤字
 介入にも限度
 過剰流動性の問題

(変動相場制)
1973年2月、3月相次いで変動相場制へ

 メリット 時に機動的 石油ショック
 デメリット 米赤字でも通貨高 レーガン政権
       経常収支に均衡作用が働かない
      国内金融政策が為替相場を意識する

 国際通貨制度の将来 変動、固定、レファレンスレンジ、ユーロ
 ターゲットゾーン(目標)、レファレンスレンジ(参考)
 金本位制の復活
  (赤字国は赤字国らしく、黒字国は黒字国らしく)

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