セントラルセミナーでのユーロ見通し
「セントラルセミナーでのユーロ見通し」
先日、11月6日のセントラル短資FXでのユーロの見通し(今週のセントラル短資FXのマーケットビューにも記載)
「ユーロドル=1.37-1.42」
5月のIMF・EUのギリシア協調融資決定からユーロドルは1.18台から1.42台まで2400ポイント上昇した。ギリシア債務問題は報道ではまだ盛んに取り上げられていたがそこで資金繰りに目処がつき買い戻しが始まった。ギリシア金利は低下を続けた。5月の12%から10月には9%を切った。先週は米国の量的緩和でドル安が進み、再びユーロ高が進んでいたが後半に11月2日-3日の上昇ライン下に切りやや下落している。ギリシアなど南欧やアイルランドの債務国がスケジュール通りに返済できるかどうかの懸念が出始めているからだ。ギリシア金利が再び11%台に上昇している。さらにはドイツのWESTLABの信用不安も出てきた。少し下げに注意したい。月足では6月から上昇ラインがまだ生きている。日足は11月2日-3日の上昇ラインを下に切り調整が入っている。移動平均5日線は上向きだが、ボリンジャーバンド上限から反落している(レンジは1.3704-1.4164)。一目均衡表の雲はかなり下にある(1.3188-1.3315)。
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