金本位制がまた話題となり金上昇
「金本位制がまた話題となり金上昇」
では金本位制とは何か、
(金本位制とはなにか)
*金の価格を固定することにより貨幣単位の価値を金の価値に結びつける。金が世界市場の商品である限り金は世界的な価値を持つので金本位制は貨幣自体に世界的な価値を与える
現代の管理通貨制度では通貨価値の安定は経済金融政策によってのみ維持され通貨の量は中央銀行が政策目的に沿って任意に調節
貨幣の価値を何らかの確実な価値を有するものと等価に設定する制度を本位制
(金の属性)
金の同一性、均質性、小さな体積が大きな価値 運送に便利、変質しない、分割できる
金本位制度=金の価格が固定され価格の下で金より貨幣に、貨幣より金へ転換が自由に行われる、 対外的に自由に輸出 体内的には通貨と自由な交換、
(金本位制のゲームとルール)
対外的な不均衡が自動的に是正されるメカニズム
赤字国
外国為替需要超過→自国通貨建て為替相場下落→金流出→通貨収縮→物価下落→輸出増加→輸入減退→為替超過→金流入
但しゲームのルールを守らなければならない。米国は守らず。
「第二次大戦後の固定相場制」
(戦後の状況)
1946-1949年
米国の金準備は世界の公的保有金の70%
*世界中が金不足、ドル不足
米国が援助
欧州へはマーシャルプラン
日本へはガリオア、エロア
各国は国内経済の引き締めと為替管理
1960年代
ドルのオーバーハング(OVERHUNG)
米国の国際収支赤字の増大、深刻化
各国公的当局のドル保有が増大
米国
金利平衡税 アメリカ人が海外から債券を購入した時は特別税
対外投融資自主規制
スワップ協定(米国のドル買い他通貨売り=他通貨を借りる)
ローザボンド 相手国の通貨で債券を発行、ドルで売却
英国
1967年 11月切り下げ
ゴールドラッシュへ
1968年 ベトナム戦争
ニクソン大統領新経済政策
ドルと金の交換性停止
10%の輸入課徴金
対外援助の10%削減
価格統制
失業対策としての財政措置
スミゾニアン
セントラルレート
円 360、マルク 3.66、仏フラン 5.55419、ポンド2.4、伊リラ 625 スイスフラン 4.0841
野村雅道と楽しい投資仲間達おすすめFX会社
| 固定リンク
「為替10年11月」カテゴリの記事
- 豪GDPやや弱し(2010.12.01)
- ギリシア12%越え、アイル9.38%、欧州金利(2010.12.01)
- 外資系動向、今日のかかしさん日本株(2010.12.01)
- 今日の仲値(2010.12.01)
- 今日の焦点、豪GDP、中国製造業PMI、米雇用指数、ベージュブックなど(2010.12.01)
コメント