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2010年11月 4日 (木)

相場(小局):津田

小局)FOMCでのQE2も豪ドルに追い風

今週はRBAによる予想外の利上げの後、今朝のFOMCの結果は予想されたとは言え、かなり巨額の新量的緩和(資産購入)が発表されて、米ドルはほぼ全面的に下落した。ただしドル円は80円割れとはならず、昨日のFOMC前調整買い戻しで81円台半ばまで上がった上がり分は削りながらも依然として80円台後半をキープ。これは多分に豪ドル円、ユーロ円、ポンド円などの円クロスの買いが働いているのであろう。中間選挙、FOMCが終わり後はあすの10月米雇用統計だけ。繰り返しになるが今回のQE2QE3に続くと見るよりはむしろどこかで“出口戦略”につながるような気がしてならない。FOMC声明文の中の文言“購入ペースと全体の規模を定期的に見直し必要に応じて調整”がなんとなく、今後の政策転換の可能性を担保しているように思えるのだが。
市場もある程度その辺は察している、というかドル売りポジションがかなり積み上がっているために、さらにドル売り突撃とは今のところなっていない。まあしかしこれも繰り返しであるが、今のドル売りはかなり腰の入った“ドルキャリートレード”に基づく。したがって簡単にはポジションのリバースは起きないのであろう。つまり米ドル金利に上昇の兆しが見えるまでは大勢は変わらない。ただ先の先にはその辺(出口)が見えるだけに、あすの米雇用統計など、予想を上回ればスポラディカルなドル買い戻しが出ることになる。今週発表されたISM指数が製造業/非製造業共に予想を上回っている点は要注意。(ついでにADP雇用者数も予想のほぼ倍以上の+43Kであった)
さて豪ドルは米ドル安の受け皿の意味もあって、あっさりとパリティーの上に上昇して、今回は朝からずっと滞在している。こうなればやはり“どうせドルを売るなら、対価として金利格差、景気格差で勝る豪ドル買いに安心感”となるのは致し方ない。明確な米ドルの反発が始まるまでは豪ドルの相対的な堅調地合いが続こう。

(向う1週間の予想レンジ:豪ドル米ドル 0.9850-1.0200 豪ドル円 79.50-82.50

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