甲子園が割れた日、松井秀喜5連続敬遠の真実

「甲子園が割れた日」松井秀喜5連続敬遠の真実、中村計、新潮文庫

＊あの松井への5連続敬遠での人間模様、その後の関係者の生活ぶりまでを描く

＊明徳馬渕監督、星陵山下監督、高野連会長の御言葉から、松井本人、河野投手、松井の後を打って凡退した選手のその後、両校チームメートの話、家族の話、北陸と高知の野球気質の違い、などなど選手の人生を追っていく

＊個性の強い野球選手へ取材を繰り返した著者の努力にも拍手したい

＊星陵はその後簑島との延長戦でのファールフライエラーなどもあった。

＊凡退もエラーも別に野球界ならどこにでもあるプレーだが、甲子園という魔物が普通でなくしてしまう

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