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2010年11月11日 (木)

外為入門121、円高も怖い輸入業者

「外為入門121、円高も怖い輸入業者」

ブッシュ大統領は「各国に公正な通貨政策」の実行を求めていくと表明した。中国が柔軟な相場をとることに時間がかかる以上、扱いやすい円が狙い撃ちとなる。日本は公正な通貨政策以前に公正な貿易政策をとっていないことによって輸出過多となり介入が必要となるのだが、それは極めて国内問題であり、海外からは異常な金額の介入だけが目に付くのでこのような実質的には効果がない意見が大統領から出ても仕方がない。

 円買いの圧力は増しそうだ。輸出はヘッジ率には問題はないが、さりとて日々輸出玉が増えていくのでそのカバーもせざるを得ず、売り注文は近いところで111円10銭までにも降りてきた。輸入サイドはこれから季節的に輸入を活発化させるのだが、一つプラザ合意以降と同じ由々しき問題が起きる可能性がある。それはここ数年長期先物輸入予約が活発化していた。5年から10年先なら5円から15円もドルディスカウントがあるので導入されたのだが、スポットレベルが下がってしまうと予約をとった企業だけ値下げが出来なくなる。円高で輸出が損をするだけでなく輸入も損をした1985年の200円割れと同じ問題が起きるかもしれない。当時は航空、石油などを中心に過去の40円のイメージがあるので急いで 長期ドルディスカウントを利用し170、180円で予約したが実際の商売をする時は120円であり、時価会計も取り入れられていなかったのである時一気に損が表面化して新聞に報道された。

 何もしなければ何もなかったのだが何もしなければ不作為の意識にとりつかれる。ジレンマである。ディーラーも1日を終えて益が上がらなかった時は何もしなかった方が良かった、休んだ方が良かったとよく思う。野球で言えば打率のようなもので打点や本塁打のように減らないものではない。イチロー、松井の苦労を思えば楽だ。
 

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