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2010年10月 2日 (土)

台湾の経済成長率9.1%!?

9月30日のブルームバーグに「台湾の今年の経済成長率は9.1%になる可能性がある」というニュースがありました。

シティグループの鄭貞茂氏というエコノミストの予想だそうで、これまでは8.7%の成長率を見込んでいたそうです。

また、台湾の行政院主計処国民所得統計評審(評価・審議)委員会は、8月19日に、台湾の第2四半期の経済成長率は12.53%だと発表し、さらに、第3四半期および第4四半期の経済成長率は6.90%、1.37%で、通年では8.24%になるとの予測を発表しています。

同委員会では、「消費者物価指数(CPI)は1.23%上昇し、国民総生産(GNP)は13兆7,237億元(4,297億米ドル)で、1人当たり平均GNPは1万8,565米ドルになると予測した」としています。

さらに「2011年の経済成長率は4.64%で、CPIは1.43%上昇し、GNPは14兆2,556億元で4,470億米ドルに相当し、1人当たり平均GNPは1万9,253米ドルになると予測した」とも。

この予測、国内総生産(GDP)じゃなくて、国民総生産(GNP)なんですね。

5月20日付けの人民網(人民日報のネット版)によると、「外国人就業証を取得して中国で働いている外国人の数は22万3000人、台湾・香港・澳門(マカオ)対象の就業証を取得して大陸部で働いている台湾人・香港人・マカオ人は計8万6000人だった」そうです。海外で働く台湾人がたくさんいるから、GNPを使っているんでしょうか?

ともあれ、台湾経済は活況のようです。

9月27日には、行政院経済建設委員会の経済研究処が、2010年8月の台湾の景気概況についても発表を行っています。

それによると、「2010年8月は、貿易面、消費面、生産面、金融面の指標は安定した成長を示し、労働市場も継続的に改善されている。先行指標は、下降してはいるものの、同時指標は引続き上昇している。また、景気対策信号は38ポイントを維持しており、景気の総信号も赤(活況)を示している。総合的に述べると、現在の国内景気は安定的な成長を維持している」のだそうです。

今後については、「政府は積極的に世界各国からの企業誘致を推進しており、新興産業の発展推進についても実行している。さらには『両岸経済協力枠組み協議(ECFA)』の正式発効に合わせ、投資および輸出面で、台湾経済は2馬力エンジンの役割を担うことが望め、新しい経済成長を導くことが期待できる」としています。

要するに、景気の先行指標は下落しているけれど、台湾と中国との自由貿易協定ともいうべきECFAが正式発効すれば、さらに成長を続けることができるということのようです。

ちなみに、ECFAは、今年の6月29日に調印されていて、9月12日に発効しています。

台湾の行政院の試算によると「ECFAのアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)実施により6万人の就業機会が創出され、生産高が1,900億元(約5,130億円)、国内総生産(GDP)が549億元(約1,480億円)それぞれ増加し、関税引き下げにより295億元(約800億円)のコスト節約ができるなどの経済効果があるほか、ECFA全体では、25.7万~26.3万人の就業機会が創出され、生産高が8,976億元(約2兆4,240億円)~9,245億元(約2兆4,960億円)増加、GDPが2,265億元(約6,120億円)~2,361億元(約6,370億円)増加するなどの経済効果がある」のだそうです。

台湾の株に投資したくなるお話ですよね?

ということで、次回は「ECFA関連銘柄」です。

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