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2010年10月14日 (木)

外為入門94、PFその3

「外為入門94、PFその3」

(PFその3)

流れに反するポジションを持つことを古今東西の為替指南書は戒めている。でも流れとは何かということは指示してくれない。同様に「為替はファンダメンタルズに基づいて動くべきだ。」と言われるが何がファンダメンタルズの指標かは明らかにしない。元財務官の黒田氏も著書でそう語っている。不親切な指示にディーラーは悩む。

 トレンドラインを引けばとも言われるがかなりトレンドが出てこないと引けない。やはり簡単でかつ重要なのはポイント&フィギュアーの○×の向きだろう。

デイトレーダーならイントラデイのものを、やや長期なら日々の引け値を基にしたものでよい。(私は○が上げで、Xが下げと約束事にしているが、日中でも、長期でも○がついている時はロング、Xはショートにしている。)

素直に従えば、儲けは多く、損は3枠転換を採用しているなら3枠分のみだ。チャートを中心にディールをしている人なのにこのような基本を踏み外している人が多いものだ。

また突発的なニュースで値が飛ぶこともあるが、素直な○、Xに従っていると自己のポジションにフェイバーな方向で値が飛ぶことが多い。

上がっている時はロング、下がっている時はショートを持つことの基礎を示すものがポイント&フィギュアーである。まったくローテクであるが役に立つ。しかし感情、意地、生半可なファンダメンタルズを持つ人には使いにくい。

  

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