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2010年9月10日 (金)

NZ見通し、南十字星リポートより

「NZ見通し、南十字星リポートより」

あの美しいサザンアルプスと広大な牧羊地で有名なカンタベリー地方が御難続き。前回お伝えしたように金融会社カンタベリーファイナンスが破たんした。これはNZ政府はすべての預金者と株主に対し返金を行うと発表し大事には至らなかった。今回のハイチ地震と同規模の地震では被害総額が20NZドルに上るという。ただ市場は冷静であり、大きく売り込まれることはなかった。前回からNZドルドル、NZドル円、NZ株は上昇している。

 景気指標は2Q失業率が大幅悪化してからはマチマチであったがこのところ強いものが続いている。小売売上、住宅建設許可などである。さらに本日発表された2Q製造業売上高も前期比+3.1

と前回の+0.9%を大きく上回った。

外部要因としては豪景気指標で2QGDPや雇用統計が改善したこと、さらにハングパーラメント状態となっていた国会であったが、何とか与党労働党が僅かながら過半数を獲得したので落ち着いてきた。ただ米国景気後退やまだ財政危機問題が報道される欧州の弱さでリスク回避する動きでNZも売りこまれる状況となることがある。

さて焦点は916日の政策金利決定である。予想は0.25%の利上げである。これは景気が強いからでなく、出口政策への一環である。異常な緩和状態から正常な金利へ戻すということである。豪はいち早く昨年そのオペレーションを行っていた。やややり過ぎて今年の5月以降景気が失速することがあったが最近また持ち直している。注意点は地震への配慮だが、万が一それで据置となっても一時的なことなので慌てることはないだろう。

もう一つの注意点は中国の動きで今週、利上げ観測が出ている。中国株の下落に繋がれば世界中を揺るがすことになるので気をつけたい。

ボラードRBNZ総裁は「経済回復は緩やか、GDP成長は続く見込み、インフレ期待・物価が著しく上昇すれば金融政策による対応が必要」と警戒は緩めていない。16日の政策金利の後には2QGDP23日に発表される。

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