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2010年9月15日 (水)

外為入門73、介入とは平衡なり

「外為入門73、介入とは平衡なり」

*財務省では介入のことを平衡操作という。

*平衡とは変な言葉であるが元は1930年台にイギリスが金本位制を停止したあとに採用した低為替政策を展開する上で直接の担い手になった1932年6月に創設された為替平衡勘定(EQUALIZATION ACCOUNT)であった。大量にイギリスに流入してくる外貨対してポンド売りで立ち向かいポンド安を維持し続けた。

イギリス政府の特別会計であり大蔵省の管轄下にあるが実際の操作はBOEが担当している。まさしく日本もこの制度を取り入れたようだ。

最初は平衡ではなく平行かなと思った。平行棒のように不安定な介入のイメージがあったからである。

今思うにそれは男子の平行棒ではなく女子の段違い平行棒のようなもので上の段から落ちても戻る時は下の止まりである。その繰り返しだから常にドル円のレベルは押し下げられてきた。元に戻すのはしんどいので下の段で妥協する介入である。

しんどいのは介入は少数でやらなければならないが経常黒字の円買いは不特定多数がコンスタントにベルトコンベアーの流れ作業でやってくる。人海戦術の介入は下の段につかまるのが精一杯という意味での(段違い)平行操作であった。

正しくは平衡操作であり、1932年のイギリスの財政法により開始された。

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