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2010年9月14日 (火)

外為入門72、まず歴史的大局観を持とう

「外為入門72、まず歴史的大局観を持とう」

過去相場はどれくらい動いたのだろうか。よく歴史的に相場を語ればという人もいるが為替相場の歴史はたかが140年程度であり、1971年の変動相場制採用からはわずか40年程度なのだ。しかしそれも把握せずに過去数年の1回限りの値動きを捉えて歴史を語ればと言う。経験則というには頼りないものとなっている。短い為替の歴史くらいしっかりとすべて把握したいものだ。

円高は明治の開国後に為替相場が始まった1871年の1ドル=1円だ。その交渉の過程では1ドル=25銭というまさしく超円高の提示も日本はしたが拒絶された。戦前は1ドル1円から4円で4倍の円安となった。戦後は猛烈なインフレでアメリカが360円と固定した後1973年の変動相場制から円高推移して1995年4月19日の79円75銭へこれまた4倍半の円高となった。戦前は円安の戦後は円高の歴史と言っても良いだろう。

 その大きな理由は戦前はほぼ一貫して経常赤字でありそれによって円安相場となり、戦後は昭和40年以降は高度成長期にあたり輸出が急増、貿易黒字、経常黒字が急増しそれを反映し円高推移している。 
 外貨準備も1970年初頭はゼロであったが今や1兆億ドルを超え世界で断トツの1位となっている。

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