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2010年9月 7日 (火)

外為入門63、輸出企業はクロス円の円安で潤っていなかった

「外為入門63、輸出企業はクロス円の円安で潤っていなかった」

数年前の投稿です

 円高になると、政治家やエコノミストから円高にもメリットがあるという意見が出てくるが、日本は貿易黒字10兆円、、対外純資産が世界一の210兆円あるので全体では円高はデメリットになる。円高は原油の輸入価格が下がるとか、海外旅行に安く行けるなどメリットがあるとか個別に考えず全体で考えないといけない。

 また昨年まではクロス円での円安が進んでいたこともあり、欧州向けの輸出は円安メリットが大きいとされていたが、平成19年の貿易通貨別比率(輸出)見るとドル建てが49.3%に対し、ユーロ建ては8.4%に過ぎない。言われるほどユーロ高のメリットは受けていない。やはり日本はドル建て貿易が中心でドル高円安にならないとメリットはない。

 強い通貨がいいと言われるが、それはインフレ国の話である。日本のようのもともと物価が世界水準から見て異常に高くデフレ懸念が強い国は通貨安の方が景気を浮揚させる。円高が趨勢的に続いているからこそ、日本は造っても造っても、豊かさを感じることが出来ない。
賃金の上昇にも繋がらなくなる。

 さらに円高になれば貿易のドル建て比率の大きさから景気減速、株価下落となる。それを見てから円高対策を取るより事前に防止する施策をとってソフトランディングに持っていくほうが望ましい。

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