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2010年9月 3日 (金)

外為入門60、外貨準備として認められない円

「外為入門60、外貨準備として認められない円」

 原油景気で潤う中東諸国は相次いでドル建て資産の圧縮を図っている。原油取引はドル建てなので自然とドル資産が増加していくが、ドルは1973年に変動相場制に移行してから趨勢的には下落している。ユーロが次第に信認を高めていることもあり、資産をユーロにシフトしたり、原油取引そのものをドルからユーロに変える動きも出ている。カタールは既にここ2年で資産のうちドル建てを90%から40%へ引き下げた。また中東だけではなく中国、日本に次ぐ世界第3位の外貨準備を持つロシアもドル建て部分を減少させている。

多くはユーロやポンドへシフトされ円に向かうことはないようだ。ロシアの円の準備は1%に過ぎない。円キャリートレーディングだけでなくこれもクロス円相場上昇の一因だ。ドルは円以外の通貨では下落する。円は残念ながら外貨準備として持ちたい通貨にはなっていない。1980年代は円の国際化が唄われたが、投資対象として、あるいは貿易決済では多く使われていない。ただ外貨投資をする為の調達通貨としては利用されている

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