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2010年7月 6日 (火)

豪ドル見通し今週号

「豪ドル見通し今週号」

 外為どっとコム社で毎週火曜日投稿している豪ドル相場見通し「南十字星(豪ドル)」の一部です。他に「南十字星(NZドル)」、「喜望峰(南アランド)」、「チーファンラマ(中国)」も発行しています。

前回に続き 豪ドル円、豪ドルドル、豪株は下落した。下落した要因は外部、内部とそれぞれある。外部要因では世界経済が回復のスピードを緩め始めていること。それはトロントで行われたG-20サミットでも緊縮政策も打ち出すということが取り上げられたことが象徴的だ。刺激的な政策では財政に不安をきたすからだ。米国、中国が昨年ほどの刺激策をとらないことによって景気指標も弱くなってきた。それに影響され世界の株価が下落、資源価格も下落し豪ドルが売られることとなった。
 内部要因では5月小売売上、住宅建設許可が悪化したことがある。またラッド前首相が打ち出した資源税40%課税でも豪ドルは売られる場面があったが、新首相ギラード氏が資源大手と税率を30%へ引き下げて一時的に反発したが下落基調は変わらなかった。

 さて本日は5月貿易収支と豪中銀政策金利決定がある。貿易収支は5億ドルの黒字の予想である。政策金利は据置の予想。景気指標が弱含み推移しているからだが、ただインフレ懸念は出てきている。TD証券インフレ指数では前年比3%超の数字が続いている。インフレターゲットは2%から3%なので悩ましいところである。

  また7月8日には6月雇用統計の発表がある。失業率は5.2%(前月と変わらず)、新規雇用者数は1.5万人の増加(前月は2.69万人の増加)である。やはり減速気味。

豪ドル売り要因が多いが戻す要因があるとしたら7月の夏のボーナスシーズンの日本個人の豪ドル投資であろう。また昨日発表されたややマイナーな指標であるが 6月AIGサービス業インデックス(前回47.5、結果48.8)、6月ANZ求人広告(前回+4.3% 前月比 結果+2.7%)は強かった。またムーディーズが「新しい豪資源税は鉱山会社へのネガティブなクレジット・インパクトを軽減する」と評価したことは好感されている。(レンジ豪ドルドル0.80-0.85、豪ドル円71-76)

*その他「南十字星」には経済指標、要人発言、過去の相場、豪州余話などもあります
 

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