ギラード新首相、ラッド前首相
「ギラード新首相、ラッド前首相」
*ギラード首相は、昨年ラッド前首相が提案した「ビッグ・オーストラリア政策」に対して反対の意思を表明。ギラード氏は、持続可能な人口増加を政策の優先課題とすべきであると主張し、4000万人への人口増加を目指すラッド氏の政策に反対の意を示した。
*一方で、技術労働者の需要を満たすために、適切な移民政策を実施するためのアプローチを模索するとした
(ラッド首相の栄枯盛衰)
*11年間続いた保守党政権から劇的な政権交代となった2007年11月24日の連邦選挙。高支持率でスタートしたラッド首相が就任直後に行ったのは、それまでハワード元首相が拒み続けた京都議定書への批准。
*また最も注目されるのは2008年2月の先住民への謝罪演説だろう。
*ラッド政権は、2008年に起こった世界金融危機の対策として2008年10月以降、2度にわたり合計524億ドルを投入した景気刺激策で労働党はオーストラリアを不況から救ったと言われた
*しかし、2009年後半に、野党の猛反対で排出権取引制度導入に失敗。また鉱山業にとって大きな負担となる「資源超過利潤税」案を発表したことで支持率が急落。今回の首相交代劇へと展開していった。
*ラッド前首相の甥ヴァン・タン・ラッド氏は25日、革命社会党の候補者として、ギラード首相と同じ選挙区から立候補することを発表した。秋の選挙も面白い
野村雅道と楽しい投資仲間達おすすめFX会社
| 固定リンク
「為替10年7月」カテゴリの記事
- 海外35%国内6.8%、設備投資(2010.08.04)
- 中国の7月製造業PMIまた低下(2010.08.02)
- 豪ドルNZドルテク、豪反騰、NZ中銀発言で(2010.08.02)
- ユーロスイス、雲とボリバン下限にはねかえされる(2010.08.02)
- ユーロポンドテク、下降ラインに沿う(2010.08.02)
コメント