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2010年7月30日 (金)

Joeの豪ドル道場より(今日の豪ドル相場--小局):津田

(小局)週初のリスク選好が冷やされる展開

先週は米企業決算が総じて堅調であったことや、欧州ストレステストに向けた思惑、更には無事通過したことからリスク回避の巻き戻しが積極化し、この動きは今週前半まで続いた。
ドル円は
88円台まで、またユーロも1.31台まで一時上昇し、豪ドルも5月以来の高値90セント台、豪ドル円も6月以来の高値79円台まで値を戻した。
しかしその後は不冴えな米耐久財受注や
FEDベージュブックの弱い内容から、米経済への懸念強く米2年債利回りは過去最低レベルに低下。また発表されたQ2の豪州インフレ率は予想を大きく下回る結果となり、8月利上げ観測が急速に後退。
本日ドル円は月末の本邦輸出の円買い需要や民主党のデフレ脱却議連事務局長が円売り介入に否定的なコメントを出したことから
86円台前半の年初来安値に並ぶ水準まで値を下げた。
また、円クロスも豪ドル円一時
77円台半ば、ユーロ円112円台、ポンド円134円台と全般的に円高推移している。
本日は米
Q2GDPはじめ、7月シカゴ購買部協会景気指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数が発表されるが、このところ軟調な数字が続く米経済指標であり警戒感が高い。
豪ドルも90セント台、79円台で取り敢えず足元の上値トライは終了した可能性がある。
従来の上値を越えていく力がないとするとまたレンジの中に反落する可能性が高い。
来週は金利据え置きが決定的な
3日(火)のRBA理事会と6日(金)のRBA四半期金融政策報告ならびに米7月雇用統計に注目したい。

(向う1週間の予想レンジ:豪ドル米ドル 0.8750-0.9050、豪ドル円 76.00-79.00

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