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2010年6月16日 (水)

人民元論争

「人民元論争」

中国5月貿易収支は195億ドルの黒字で、前月の16.8億ドルを大きく上回った。前年同月と比べても49.9%増加した。輸出は前年同月比48.5%増、輸入は48.3増となった。 これによって再び米中間で人民元切り上げ論争が激しくなっている。

ガイトナー米財務長官は中国の為替政策がより均衡のとれた世界景気回復にとっては障害であり、人民元の上昇容認は中国の消費者に利益をもたらすだろうと述べた。中国の為替レートがもたらすゆがみは、中国国境をはるかに越えて拡大しており、必要な世界の不均衡是正にとって障害であると述べた。さらに人民元政策の柔軟化は中国にとって「より効果的で独立した金融政策を達成できる道であり、これが今特に重要だ。中国は財・資産価格の両面でインフレリスクに直面していると述べた。

一方中国外務省の秦剛報道官は、人民元相場の上昇は中国と米国の間の貿易不均衡を解消しないとの見解を示した。米国の消費者の高債務や、低貯蓄率、失業問題
の解決にもつながらないと指摘した。為替相場は中米貿易不均衡の主因ではないとし、中国は米国の政治家が自国経済の構造問題の解決法を「真剣に考え」、他国を非難するのをやめることを望むとしている。

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