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2010年6月 7日 (月)

為替保証金業者にさらに期待=銀行の決済機能を、為替悠々209

「為替保証金業者にさらに期待=銀行の決済機能を、為替悠々209」

 外国為替保証金(証拠金)業者も200社に及ぶとの声も聞く。1998年の外為法改正の影響は大きかった。多くの雇用を生み出した。業績の良いところも出てきて人員拡大やビル移転の声も聞く。一方では顧客の預かり金を搾取する話も出ている。業者選別には気をつけなければならない。

地方で為替保証金(証拠金)の話をするがまだ東京と較べると普及していないようだ。証拠金取引の特徴はレバレッジが効くことである。少ない元本でその100倍までの取引も出来る。その倍率を1倍にすれば即ちリスクは減少し銀行の外貨預金、証券のMMFや外債投資と同じことになる。

そこで条件を較べると 為替の手数料が10分の1、金利でも約2%は違う。もちろん保証金(証拠金)の会社のほうが断然有利ということである。為替取引をすでに行っている人はこのようなことは承知しているが、まだ一般的には知られていないようだ。これに決済機能もつけ、両替業務も行えば銀行の外為業務は一気に保証金(証拠金)会社にシフトするだろう。銀行免許を取得する必要もあろうが、最近の例があるように既存の銀行を買い取っても良い。まだ業界は銀行に遠慮しているようだが あまりにも手数料や金利に差があり消費者は無視されている現状を考慮すればそのような動きはいつあってもおかしくない。

最終的にはワンストップチャンネルで為替、株、債券、商品がオンラインで取引出来て、また決済、送金機能がつくようになるだろう。

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