元為替ディーラ-鍼灸師の健康迂話、内腿から膝へ
「元為替ディーラ-鍼灸師の健康迂話、内腿から膝へ」
呑氣堂健康迂話 純化 「内腿から膝へ」
きょうは二十四節季の「芒種」。旧暦では穀類の種をまく時節にあたる。現在の暦では種まきも田植えもだいぶ早まったが、陰暦ではまだ卯月廿四日に過ぎない。現在では、西日本で入梅する時節としての目安とされている。初夏の乾燥した爽やかな天気とは、そろそろお別れである。
徹底的に自身の身体とこころを純化を使用というテーマに沿って話しを進めているが、いつのまにか肝の気を収めるところに転じてきた。万物流転の法則にしたがって許していただきたい。前号まででようやく骨盤のあたりまで降りてきたであろうか。きょうは膝までさらに引き下げたい。
この骨盤の前部の骨のくぼみから膝の内側にかけて、あぐらをかくと盛り上がる筋肉がある。欧州ではその昔、織物や縫製をする職工さんがあぐらをかいて作業していたことから、「縫工筋」と呼ばれている。
この筋肉は、太ももの内側を膝の方向に走って膝の内側に付着する。そこで、軽く膝を立ててみると膝の裏側にできるシワ(横紋)が膝の内側部まで伸びてきているのが確認できる。このシワの端に窪みがあり、そこが「曲泉」という経穴(ツボ)になる。
わかりづらさを承知であえて東洋医学的に申せば、これは肝経の合水穴で、肝経が纏っている器官に直接的に合する(反応がある。この部分をしばらく指先でも掌でも良いので触れるか触れないかの感覚で触っていていただきたい。
右の肋骨の部分がグルグルと動き出したり、あるいは下腹の生殖器の近辺に何か重苦しい響きのようなものが感じられる。また、思わず眼をぐぐっと閉じたくなったりとあらゆる方面に反応が出てくる。肝の気を養うのは、時刻的には深夜の午前二時ごろである。この時間に深く安らかな睡眠が得られていれば、肝の気は健やかである。
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