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2010年5月 3日 (月)

一旦停止! : かかし

 先週は、3週間にわたって続けた警戒態勢を緩めて徐行運転としたのですが、今週は一旦停止です。大型連休のため、営業日は2日だけ。あわてることなく、のんびりと1週間フルに休暇を楽しみたいところです。

 日経平均株価は3週間の続落から、先週はようやく立ち直り1.31%の上昇となりました。

20100430

 一方、ダウ平均株価は1.75%の下落となっています。その結果、日米の株価が歩み寄り、連動性が一段と高まったように見えます。

20100430_2

 現時点で、木曜日(6)の日経平均株価の寄り付きを予想するのは難しいのですが、少なくとも先週金曜日にダウ平均株価が158.71ドルの大幅安となったことは日本の株価には織り込まれていないままで木曜日を迎えることになるわけですから、低目のスタートになる可能性が大きいと見ています。

 ということで、今日はいつものパターンから離れて、ハイテクセクターのピークアウトの可能性を考えてみたいと思います。

 まず、下の図をご覧ください。

320100430

 細い黒線が東京エレクトロンの株価です。月足では2008年11月の2,595円が底値ですが、日足で見ると同年123日の2,360円が大底でした。そこから、201045日の6,550円まで約2.8倍の上昇となっています。

 この株価とほぼ同じ動きをしているのが、太い赤線で示した集積回路の在庫循環モメンタムです。200812月に底を打ち、上昇を続けてきました。この在庫循環モメンタムは、出荷金額の増減率から在庫金額の増減率を差し引いて算出する景気指標です。株価の動きと連動性の高い指標です。

 実は、集積回路の在庫循環モメンタムが底打ちを示したときに、私自身はそれを信じられませんでした。リーマンが崩壊して日も浅く、本屋には世界恐慌の本が山積みされており、株式市場は悲観一色でした。私も本を買って読んでいました。

 今から振り返ってみれば、指標が正しく、弱気になっていた私が間違っていたことは明らかです。どうも、この指標と争った場合、勝った記憶がありません。残念なことではあるのですが・・・・・

 そこで今、非常に気になることがあります。

 200812月を底にして着実に上昇を続けてきた集積回路在庫循環モメンタムが反落に転じたのです。株式市場には、業績の回復を評価して、ハイテクに対して強気の見方が多いのですが、個人的には、ピークアウトを想定して、注意深く臨む必要があると考えています。

320100430_2

 後ほど、改めて詳しくご紹介しますが、米国のハイテク指標も同様の局面に差し掛かっています。SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)の最近の動きをご覧ください。

Sox120100430

どうも頭打ちを示唆しているように思われます。

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