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2010年5月17日 (月)

徐行運転を継続! ; かかし

先週は「徐行運転を再開!」として、その前の週の「一旦停止!」を緩めて、一歩進めました。

幸い、日経平均株価も0.94%と僅かに上昇して、その前の週の6.27%という大幅下落から一転して、立ち直りを見せました。

20100515

とはいえ、上下の激しい展開で、注意しながらの徐行運転は欠かせなかったようです。

先週のダウ平均株価も2.31%の上昇を見せました。ただし、浮き沈みの激しさは日本以上で、終わってみれば、相変わらず日米の株価連動性が維持されたという印象です。

20100515_2

そこで、今週をどう見ればよいのか?

結論を先に申し上げれば、「徐行運転を継続!」ということです。

ならば、先週と同じなのか?

 違うような気がしています。しかし、不透明であることが徐行運転の最大の理由なのですから、もとより明快な絵など描けるわけではありません。

 アクセルとブレーキの使い分けが重要ですが、場合によるとアクセルを思い切って踏むべき局面がありそうな気がしています。

 なぜアクセルか?

 欧州の情勢が一段と緊迫したように見えるからです。常識的には、より警戒的、悲観的になるべきですが、私はちょっと違った見方をしています。詳細は、私のブログ「スケアクロウ投資経済研究所」の「米国株式市場を振り返る 514」をご参照いただきたいのですが、別にむずかしく考えているわけではありません。

 欧州問題が一段と深刻になり、欧州内の内輪の協調(とIMF)だけで解決が難しくなるということが、よりしっかりとした国際的バックアップ体制の確立を促すとすれば、株式市場にとって悪い話ではないと見るわけです。単なる憶測にすぎませんから、誤解のないように願いたいのですが、場合によっては急騰の可能性も念頭に置く必要があるかもしれません。

 そうは言っても、不透明ななかで、しっかりブレーキを踏む準備も欠かせません。とりあえず、今日(17日、月曜日)は大幅安でスタートしそうです。CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,295円となっていますので、170円近く下落してのスタートとなりそうです。

Cme20100514

 しかしながら、大幅下落の背景である先週金曜日のダウ平均株価をよく見ると、午前中に急落したのですが、午後に入ると下げ止まり、終盤には反発に転じています。

B20100514

 VIX指数も終盤にかけて下落に転じていて、投資家心理が多少改善した様子を示しています。

Vix20100514

 加えて、ハイテク指標であるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)も持ち直しの兆しを見せました。

Sox20100514

 というわけで、月曜日に悲観一色で始まるならば、ザラバでの反騰のチャンスを窺いたいと思っています。ただし、この反騰は、本論で指摘した大きな反騰とは別のものです。

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