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2010年5月21日 (金)

(その二百三十六)接近戦のボクシングもこれまた楽し(技術面)

<懺悔の部屋>―過去の失敗から学ぶもの―

(心理面、技術面、チャート分析の3点より)

(その二百三十六)接近戦のボクシングもこれまた楽し(技術面)

いやあ、ボラタイルな相場である。昨日から今日にかけて豪ドルは0.84970.80700.8360、豪ドル円も77.9971.8575.55円、ユーロも一昨日の安値1.2144から本日は1.2670まで戻っている。また単純に→で示したような動きではないことは皆さん百も承知であろう。ここ1-2週間の動きは今年になってから、いや昨年を入れても最大級にボラタイルな相場と言ってよい。このような相場ではポジションを持って高みの見物とはなかなかいかない。たとえ最終的に方向は当たっていてもその前に100-200ポイントスイングして簡単にストップロスが執行されてしまう。それは当然であろう。ボラタイルな相場であるから不用意にロスを大きくしたくないと考え、しかもボラタイルであるから70-80ポイントとか普段より広めにストップロスオーダーを置く。しかし最近の相場のマグニチュードから行けば70-80ポイントはアッと言う間に飛ばされてしまう。そうであるならば、むしろ接近戦でどっぷり浸かるのも逆にいいものである。もともと銀行のインターバンクディーラーで相手銀行からしょっちゅう呼ばれ、10MIM20MIOとほしくもないポジションを持たされていた身には接近戦は差して苦にはならない。相場がアゲインストに動くのは日常茶飯事。個人トレードにおいても、接近戦が結構好きである。こちらでも空手を少々やっているが、面と向かうのが好きなのかもしれない。まあ逃げも隠れもできないリング上で戦っているボクサーのようなものであろう。一番動く通貨で(今週はユーロ、昨日今日は豪ドル円)敢えてストップロスを30ポイントに設定して売り買いをする。所詮相場は上がるか下がるか二つに一つ。ポジションを持つたびに第一ラウンドこちらの勝ち、第二ラウンドこちらの負けという具合に一喜一憂しながら試合は続く。その間流れてくるニュースやチャートを見ながら進める、どっぷりタイプのデイトレは“かなり知的な殴り合い??!!”である。“難しい相場を避けて、トレンドが見えてきて楽に儲けられる地合をいかに嗅ぎあてるかが最大の勝つ秘訣である”と思っているが、時には知的な殴り合いも悪くはない。ズタボロにやられても爽快感が残るのはまさに格闘技の世界であろう。

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