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2010年5月18日 (火)

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし、為替悠々188

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし、為替悠々188」

「イチロー4安打2ホーマーの後「余韻に浸ってたらその後ろくなことはない。」

為替の師匠はなかなか見つかりにくい。もともと誰が本当に自分の実力で儲かっているのかわからないビジネスだからだ。 しかし 同じ勝負の世界に生きていることもあり、他のスポーツ選手や囲碁将棋などの名人の片言隻句は大変参考になる。「運のやりとり」を説く麻雀の阿佐田哲也氏にも教えられた。為替取引のヒントになることが多い。

 イチロー師匠の言葉は重い。1試合で4打数4安打2ホーマーなら普通の一流の選手なら2,3試合はその余韻に浸る。その後2、3試合ノーヒットでも誰も文句は言わない。2流の選手なら最低10試合は余韻に浸るであろう。私なら一生余韻に浸るであろう。 常勝の高利回りを生み出すにはイチローのような心がけが必要だが、そもそも4安打2ホーマーが出ない凡人なら、1試合2安打程度の成績でそういう気持ちにならないといけないのだろう。

 野村監督も「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とその謙虚さを説こうとしている。「決断は見通し7割で」の大山名人や「惜福」の米長名人にも勝負するにあたって感動する言葉を見つけることが多い。 師匠の皆さんにも一度為替のディールをやってもらいたいものだ。

 もちろん 長島さんのように かん高い声で「ああー上がると思ったからカッチャイマシタヨー、やっぱりあがりましたね」 という いい意味での感性でやる時もあるだろう。 何かのイベントや大ニュースはこれでやらないといけない。「お祭り為替」である。やらなきゃソンソンというムードも半年に一度くらいある。そこで頭を使って無駄な無為な時間を作戦会議で過ごしていては結論が出たとき相場は終わっている。

 古今東西勝負師語録は多く 人それぞれそこから糧にする師を持つようになる。

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