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2010年5月17日 (月)

TTS とTTBの差は、為替悠々185

「TTS とTTBの差は、為替悠々185」

ドル2円、ポンド8円である.円は約2%、ポンドは約4% 外貨預金をするとすれば売買手数料で銀行に支払う.預金金利でも2-3%抜かれているいるので、1年物ポンド預金の場合は約6%を銀行に支払っている.ポンドは25-30年前は1000円だったので手数料が高く設定されているが、安くなった今も据え置きである.外貨預金を始めた時すぐに、多額の手数料で資産は目減りしている.「おおやられ」のポジションで個人はスタートする.銀行へは何故か売買益という名目で利益が計上される.

これが南アフリカランドになると売買幅は3円、ランド円が27円なので何と12%取られるのである.(1995年頃)ランド金利は10%くらいなので、要は金利を取られて外貨預金を開始する訳である.実質マイナス2%であとは為替にかけるわけである.欧州通貨などもかなりの手数料である.

ドル円しか考えていない人が多いので この「やらずぶったくり」に気がつかない.
邦銀の公表相場表で試算して欲しい.これはどこか1行が抜け駆けでアグレッシブに安売りすれば大儲けできるのではないか.5年以上前からこの「えげつない手数料」を改善する話がでているが実際には何も変わっていない.大手米銀がややいいレートを提示しているだけだ.

もし価格競争になれば、銀行の収益が減り、個人が潤う.でも何処もやらないと思う.
結局、証券や銀行以外の業者にビッグバン以降出し抜かれるのいか.

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