« 明日のお楽しみ、」RBA、ガイトナー、中古 | トップページ | その後のタイバーツ »

2010年5月 3日 (月)

需給に結びつくニュースか、為替悠々165

「需給に結びつくニュースか、為替悠々165」

 為替メディアのニュース配信はある意味では取引そのものや相場の変動よりも熾烈だ。様々なニュースがメディアから発信される。ディーラー、投資家は瞬時に反応し売買を繰り返す。

その中でディーラーはまずニュースを瞬時に解釈しなければならない。政治、歴史、法律、経済、制度、株式、債券など不断の勉強をしていなければ瞬時に売買できないニュースも多い。それが旨く出来れば収益チャンスも多くなる。ディーラーの天分や才能ではなく努力で何とかなる部分だ。野球で言えば、速い球を投げるとか、遠くへ飛ばすという天分的な能力ではなく、練習である程度旨くなれる守備練習のようなものだ。今や銀行のディーラーだけではなくどこでもオンライントレ-ディングが出来てニュースも即時に入手出来る環境となり何人にもそういうより確実な収益チャンスは増えてきた。

また多くのニュースが出るがそれらが需給に結びつくかどうかも即座とは言わないまでも判断しなければならない。要人発言はもちろん重要であるが、それが資金の流れを変えるものかどうかだ。戦争が起きて有事のドル買いでも、スイス買いでも良いが本当にそのような流れが出来るのか。需給がついてこないニュースは重要でもパッとポジションを作り、パッと利食うべきだ。プレゼントのようなものだから欲を出さず利食えばニュースも忘れ次の球を待つべきだ。(続く)

 

|

« 明日のお楽しみ、」RBA、ガイトナー、中古 | トップページ | その後のタイバーツ »

黄昏」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 明日のお楽しみ、」RBA、ガイトナー、中古 | トップページ | その後のタイバーツ »