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2010年4月26日 (月)

ボーアを殺せ、マシンガンを持ってこい

「ボーアを殺せ、マシンガンを持ってこい」

*南ア今週の3月CPI(予想+5.3%とインフレターゲットの6%以下)を経て政策金利決定となる

*さて政治の話だがちょっと気になることが起きている。

 4月3日、極右白人至上主義団体「アフリカーナー抵抗運動(AWB)」のユージン・テレブランシュ議長が21歳と15歳の黒人の農場労働者に殺害された。AWBは、1994年の全人種選挙前には相次ぐ爆弾攻撃を実行した組織で、南アフリカの全人種が参加する民主主義に向けた話し合いに暴力的に反対し、テレブランシュ氏自身も黒人警備員を襲撃して2001年から2004年まで刑務所に収監されていた経歴がある。

逮捕された黒人2人は月給300ランド(約3800円)の支払いを拒まれたために殺害したと供述している。頻繁に発生している農場での殺人事件、そして、1994年に全人種選挙が行われて以後も白人が大半の農場を所有し続けているという実情をめぐる貧困、人種的不平等の問題を改めて浮き彫りにした。

南アの白人農場主の数は約3万人と、10年前から半減しているが、依然として全農場主4万人(推定)の75%を占めている。白人農場主が殺害される割合は、著名人の場合の約5倍。1994年以降に全国で殺害された白人農場主は最低1000人とする統計もある。

*今回の事件では、与党アフリカ民族会議(ANC)の反アパルトヘイト闘争歌である「ボーア人(白人)を殺せ」という歌、そしてその歌を集会で歌い復活させたANC青年同盟のジュリアス・マレマ議長にも批判が起きている。ボーアとはアフリカーンス語で農場主も意味する。

*マレマ青年議長は「ズマ大統領を守るためなら殺しも辞さない」との過激発言を繰り返し、「白人を殺せ」という闘争歌を活動に利用したため、高等法院が憲法違反として使用を禁止している。

*反アパルトヘイトの闘士だったズマ大統領は昨年の下院選挙で「マシンガンを持ってこい」というANC亡命組織の闘争歌を好んで使い、論議を呼んだ。このためズマ大統領は「マレマ氏を増長させた」との責任を問われている。

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