NZこう思う
「NZこう思う」 外為どっとコム社南十字星の一部抜粋です
4月30日の政策金利は据え置かれるだろう。1QCPIが予想の+0.6%から+0.4%へ低下したため、もう少しデータ収集が必要となる。ボラード総裁のシナリオは「景気刺激のための金融緩和は年央に解除する見通しとなっている。今後のカギは5月20日の予算で税改正がどうなるかだ。既にキー首相は所得税減税(消費税は15%へ増税)を表明している。詳細は不明であり消費者はそれを待って消費手控えている。減税の内容次第で消費が活発化すればも金利変更の要因となろう。
さて昨日のイングリッシュ財務相の発言は以下の通りである。
*景気にいついては干ばつの影響も考慮しないといけない
*ここまでの経済指標は底堅く2010年の成長を支えるだろう。ただ小売部門は弱い。
*政府は既に20億ドルの歳出カットを表明しているがさらに18億ドルのカットをして4年以内に財政黒字に戻す。
*個人の所得税は減税する。消費税は15%とする。
また中国経済の影響も大きい。中国はNZから大量の農産物を買いいれている。
金融引き締めや人民元切り上げ観測には注意したい。ただ現在青海省大地震の復旧に注力していることもありそれどころではないムードはある。今日は日銀総裁が人民元切り上げについて中国擁護論をNYから発している。
NZドル円は年足ではまだ陰線である。年始値は67.24で遠いわけではない。
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