« 何をもってドル高ドル安、円高円安 | トップページ | 夜はこれから »

2010年4月 6日 (火)

デフレは3C、その2、為替悠々128

「デフレは3C、その2、為替悠々128」

中国もSARSさえ治まれば再び勢いを増すであろう。湾岸部だけではなく内陸部も発展してきたようだ。今度はタイから近い大都会である昆明(クンミン)が注目されそうだ。日本人(九州人)のルーツといわれる雲南省にあり、まったけの産地でもあり、付近には大理石で有名な大理(ターリー)という都市もあり日本人向きだ。(昆明は蒋介石が日中戦争で逃げてきた場所でこれだけ西にくればここまで日本軍もコンメイと言ったらしい。) 日本はデフレ下の物価高を続ければ背に腹は変えられずさらに中国などからさらに安い商品を捜さざるを得ない。

 子どもについては私の感であるが安定した職業に従事している人ほど子たくさんだ。危険な仕事に従事している人は子どもが少ない。外資系にいる日本人の出生率は低いはずだ。不安定な職業が増えるから、シンガポールのように政府がデートの場を提供しなければ人口は増えなくなる。

 以上により日本人が頑張れば頑張るほどデフレは進展しそうだ。モダンタイムズでは機械に働かされてしまうが、新モダンタイムズでは機械に仕事自体を奪われる。 それを無視して昔のままで生活する米国のアーミッシュタウンを作るのも非現実的だし、中国と国交断絶もできず、新製品開発競争からも逃れられず、この年金行政では子どもがかわいそうで増えないなら、デフレは止まらない。それでも円高は進む。円も高いが物価もまだまだ高い。デフレの余地は広がるばかりだ。 通貨の歴史は自国通貨安競争だ。これにも日本は敗れるのか。

|

« 何をもってドル高ドル安、円高円安 | トップページ | 夜はこれから »

黄昏」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 何をもってドル高ドル安、円高円安 | トップページ | 夜はこれから »